Arduinoにはシールドというものがあり、シールドをArduinoに接続することで様々なインプット・アウトプット機能の追加が可能。
それらのインプットとアウトプットを応用することによって、様々な装置を作ることができる。
■Arduinoに使えるアウトプット
このうち、アウトプットについては以下のようなものがある。
- まずはもちろんパソコンへのデータ送信。いったんパソコンでデータを受け取ってしまえば、Processingでグラフ化したり、Twitterに自動でツイートしたりと、パソコン上でできることであれば何でもできる
- スピーカーでは音を出すことができ、簡単なビープ音からMP3の再生まで可能
- LEDでは光を付けたり消したり
- LCDモニターに文字を表示したり
- サーボモーターを使ってスイッチを動かしたり
- 同じくモーターを使ってロボットを動かしたり
- そもそも電流の流れをOn/Offすることでほぼ全ての電化製品をコントロールすることができる
が、ぶっちゃけアウトプットについては、自分の目的ではパソコン上だけで足りるので特に必要としていない。
自転車の後輪にモーターを内蔵させるわけでもなし。
■Arduinoに使えるインプット
ということで注目すべきはインプットのセンサー類。
ぶっちゃけセンサー類の豊富さと、それをシームレスに接続できる環境こそArduinoの真髄であると思う。
インプットに使えるセンサーの例としては・・・
- 感圧センサー
- 赤外線感知センサー
- 一個で50kgまで対応している荷重センサー
- 超音波レンジファインダー
- 音声認識シールド
- 温度センサー
- ハートレートモニター
- 指紋認証スキャナー
- 水素イオン指数(pH、ペーハー)センサー
- 一酸化炭素センサー
- メタンガスセンサー。
とはいえ、無限大といってもガス探知機を作りたいわけじゃない。話が脱線してしまったが、そもそもの目的を忘れてはいけない。
そう、ご存じの通り筋肉の収縮とは電気信号であり、10μV~数mVの電位を発する。
それを増幅回路を使って数Vの信号まで増幅してやれば電子回路で捕捉することができるようになる。
研究機関で使われるようなEMGは数十万円するものも多く、金額的にもハードルが高い。
が、Arduinoを使ってEMGを作ることで、筋肉の収縮力を計測する自作EMGが安く作れるのではないか。
ちなみに筋電位を測定し、その収縮力により外部モーターを動かして音楽を鳴らしている人※もいるが、Arduinoを使えばそれも可能となる(というか実演しているのは元アメリカンフットボールの選手で俳優のテリー・クルーズである)。
あまりに衝撃的な絵なので筋肉耐性がない方には再生しないことをおすすめしたい。
アブゥ。
おおおこんなセンサーまで。本当に色々出来そうですね!
返信削除しかし最後の動画で色々と台無しのような気がしますがw。テリー・クルーズはアメリカでは知名度ある人なのですか?
テリー・クルーズはTVをあまり見ない私は詳しくは知らないのですが俳優だそうです。それにしても部分部分の筋肉を意のままに動かすその様は泉田を地で行くものがあります。いや、むしろ「Muscle!」「Muscle!」と叫んでいるので想起させるのはキン肉マンのテーマソングの方でしょうか・・・。
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