ロードバイク

ニューヨークのサイクリングロードとジョージワシントンブリッジ

前回のブログで少し触れたが、High Pointでのレース後、ニュージャージーからマンハッタンに帰るときにいまっちさんお勧めのルートを通ったところ、これまでの走りにくさに比べて目から鱗であった。

ということで備忘録も兼ねてここにまとめておきたい。

が、いきなり地元の話しをされてもブログ読者の方々の中には何のこっちゃよくわからんという人もいると思うのでそもそもの背景から話していきたい。


■マンハッタンのサイクリングロード

自転車レーンは（その有用性はともかく※）多く整備されているマンハッタンであるが、サイクリングロードという点では限られてくる。

※


この点、周回になっているセントラルパークを除けば、マンハッタンのサイクリングロードはマンハッタン島の西側（ハドソンリバー沿い）と東側（イーストリバー沿い）にしかない。

さらに東側は距離が短い上に、ぶつ切りでごちゃごちゃしていて、快適にはほど遠い。

ということで移動に使えるマンハッタンのサイクリングロードといえば、西側のグリーンウェイにあるサイクリングロードのみといっても過言ではないかもしれない。


■ローディーのサイクリングロード

ところが、イーストリバー沿いのサイクリングロードであってもローディーにとってトレーニングに使えるかというと大いに疑問が残る。

実際、先週末に走ったときは、行きは土曜日の朝5時台ということもあって全く人がいなかったが、帰りは暖かい休日の午後ということもあって雨後の筍の如く（まあ自分もその筍の一つなのであろうが）わんさか人がいた。

ローディーも一部いるものの、大半は家族やカップルのサイクリングで、レンタサイクルで走っている旅行者も多く、はっきりいってペダリングに集中できるような状況ではない。



「ではローディーはどこでトレーニングしているのか」というと、ハドソンリバー沿いの反対側、U.S. Route 9Wというニュージャージー北部を北上していく道路がローディーのメッカとなっている。


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ブルックリンから9Wまでトレーニングに行くローディーも多く、はっきりいってニューヨーク市のローディーは9Wに集結しているのではといってもよいかもしれない。



ということで、マンハッタンやブルックリンに住むローディーは、たいていマンハッタンのウエストサイドのサイクリングロードを経由してジョージワシントンブリッジを通り、9Wへとアクセスすることになる。（下の地図でいうと、ハドソンリバーの東側沿いを北上して橋を渡って西側沿いを北上するイメージ）


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そして、ウエストサイドから如何にしてジョージワシントンブリッジに接続するかがローディー（というか自分）にとっての悩みの種だったわけである。

長くなってしまったので解決偏は次回に続く。