先週末の急激な熱は一気に気合いで治した。
思うに、相場と同じで急に来る熱は対処さえ間違わなければその分だけ早く治せるイメージがある。
逆にジワジワ来るような熱や風邪は長引くことが多く、微熱がずっと続くような感じである。
ということもあって、先週末はひたすら睡眠と栄養補給を繰り返し、幸い平日に被らなかったので薬を飲んで無理矢理熱を引かせる必要もなく、思う存分回復に充てて治すことができた。
今週は体は休息モード。
仕事は相変わらず忙しいが、パールイズミの広告のように、オフィスにいる時間は筋肉的に見れば朝のトレーニングと夜のトレーニングの間の休息でしかない。
そんな中、考えさせられたのはこちらの記事。
実はこれまでオレグ・ティンコフ氏については、単なる金持ちの道楽オーナーというイメージがあったのだが、すごく的を得たことを言っている。
以前このブログでもプロスポーツとしての問題を取り上げたことがあった。
ロードレースと競輪のスポーツ規模比較
観客商売に向かないロードレースというスポーツ
スポンサー収入に運営資金を99%依存していて、プロスポーツとして独立して運営していくような収益を上げられず、持続不可能な状態になっているというのはまさにロードレースというスポーツが抱える問題だと思う。
ちなみにそんな現状で運営資金を提供しているティンコフ氏は、単なるスポーツ好きの金持ちではなく、自身も以前ロードレースをしていてしかもシベリアチャンピオンまでいったとのことで、むしろ「こちら側」の人間だったわけである。
なにはともあれ、一度でいいからワールドチームのオーナーになってプロ選手達を従えながら走ってみたいものである・・・。(ヘルメットを被ってない(爆)のがティンコフ氏)
正直、こんなに真剣にロードレースを考えている人だったとは思いませんでしたね。それともティンコフサクソになったあたりで、ロードレースというスポーツの可能性に気付いたのか。
返信削除ティンコフ氏の言うことも正論ながら、一方でショーアップされすぎたがために、白けたファンが離れていったスポーツもあり…バランスが難しいところです。
それにしてもシベリアチャンピオンて、なんかすごい。レース中に熊とか襲ってきそうw
チームを応援することはあってもオーナーを応援することはありませんでしたが、久々に共感できそうなオーナーです。CIRCレポートともに自転車業界に吹く新たな風となるか・・・。
削除ドーピングスキャンダルで離れていくスポンサーがある中で、あえて(現状が赤字スポーツだとわかってても)スポンサーになってくるその姿勢に「自転車界をどうにかしたい」というパッションを感じます。
ちなみにシベリアチャンピオンだったものの兵役でそのキャリアが止まってしまい実業家の道を歩んだようなので、単なる金持ちのファンじゃなくて実際にレースをする側の視点から考えてくれそうです。シベリアチャンピオン・・・、まさしく弱虫ペダルであだ名がつきそうな感じですね。「シベリアの狼」的な。少なくとも石道の蛇よりは強そうです。