どれくらいトラックボーラーかというと、今の女子高生がまだ生まれる前から使い続けてるくらいのヘビーユーザー。
そしてその中でもマイクロソフトのトラックボールエクスプローラーをずーっと愛用し続け、3回買い換えたくらいだったのだが、以前息子に壊されて買い換えたのは以前エントリしたとおり。
途中で一度買い換えたものの、同じモデルをここ10年以上愛用しているMicrosoftのTrakball Explorerだったのだが、一番大事なトラックボールを動かす土台を破壊され、トラックボールの動きがすこぶる悪い。
さらにトラックボール自体にも傷がつき、マウスポインターがブルブル揺れるような状態に・・・。
しょうがないからまた同じモデルを買おうとネットをチェックすると・・・。
破壊神によってトラックボールマウスを新調
こういった経緯で、28ドルで買ったドイツ製のトラックボールを使っていた。
が、このトラックボールの挙動が最近おかしくなってきた。
トラックボールを動かし始めてから画面上のポインターが動き出すまでにタイムラグが出る。
1、2秒ほどで動き出したり、ガチャガチャ動かさないと反応しなかったりと様々なのだが、最初のタイムラグは常に起こる。
ちょっとキーボードを打ってまたマウスを、というときにも起こるのでかなりのストレスに。
通常、トラックボールの動きがおかしい原因の大半は埃や手垢をトラックボールが吸い込んでいるからで、ボールを外して掃除すれば直るものなのだが、徹底的に掃除しても直らず・・・。
同じように使っていた他のトラックボールでは起こっていないので、このトラックボールの品質の問題かもしれない。
マウスポインタをトラックできないトラックボールはもはやトラックボールとしての役目を果たしていない・・・。
所詮は28ドルのトラックボール・・・、安かろう悪かろうだったのかもしれない。
ということでネットで評価等をいろいろ調べて購入したのがこちら。
安心のロジテック製。
が、ワイヤレス。
ぶっちゃけ、自分はワイヤレスの入力デバイスをすごく敬遠してきていた。
トラウマになっているのは以前初めて使ったワイヤレスキーボードで、電池がなくなってくると挙動がおかしくなったり反応しなくなったり、Kキーを押してるのにJが表示されたりと悲惨な目に遭ったから。
それに動かすときにコードが邪魔になるマウスならいざ知らず、デスクトップ(ノートPCのように持ち運ばず場所固定)で本体を動かさないトラックボールの場合、無線にする必要性がない。
そういう体験もあって、前回はわざわざ有線を選んだのだが、今の時代ではむしろ有線を探す方が大変・・・。
さらにパソコン本体のUSBポートも足りなかったので、PS/2のマウスポート(↓こういうの)が使える有線のトラックボールということで、前回はかなり選択肢が狭まってしまった。
が、今回は趣向を変えて、というかネットの評価を信じてこれまでの拘りを捨てることに。
無線、かつ蛸足でUSBハブのUSBポートを使うということでかなり不安だったが吉と出るか凶と出るか・・・。
ちなみに無線といっても独自規格でUSBに受信用のドングルを挿さないとタイプと、BluetoothでPC側にBluetoothがあればUSBポート不要なものがあるが、今回のロジテックは独自規格で受信用のためにUSBポート必須。
まあうちのデスクトップPCはそもそもBluetoothに対応しておらず、Bluetoothのマウスを買ってもBluetoothレシーバーを別途USBに挿したりしなければならず、USBポートが必要になる点では変わらないのでまずは試してみる。
結論としてはめちゃくちゃ快適。
無線で、しかも蛸足のUSBハブにドングルを挿しているのに全く問題なく瞬時に画面上のマウスポインターが反応する。
というか有線なのにタイムラグがあった28ドルのトラックボールはいったい何だったのかというくらい。
トラックボールが改善されるだけでこんなにストレスがなくなるとは。
こんなことならもっと早く買い換えとくんだった。
ちなみに前回のトラックボールを安かろう悪かろうと書いたが、今回のロジテック製トラックボール、Logitech Trackman M570はウォルマートのオンラインショップで26.5ドルだったので、悪かったのは値段ではなくブランドの差だったのかもしれない。
今回のことで大きく変わったのは無線機器に対する信頼性の認識。
昔散々な目に遭ったが、思えばまだBluetoothなんて存在せず、携帯電話でなくPHS(死語?)を使っていた時代のこと。
ネット黎明期で秋葉原のマニアックな店で当時これまたマニアックだった「無線キーボード」なんていうファンシーなものを試して人柱となって自爆した思い出だが、技術の進歩とはすばらしい。
いつの間にか時代は変わってるんだなぁと思い知らされた一件だった。
と、話はここで終わらず、このあと数日でロジテックのトラックボールを使わなくなってしまったとは、このときはまだ夢にも思わないのであった・・・。
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