ブロンプトンでそもそも拘っていたのは折り畳みサイズ。
重要度順に求める条件は以下の通り。
折り畳んだ状態でスーツケースのように転がせること
- 折り畳んだ状態でスーツケースのように転がせること
- ロードバイクと互換性のあるブレーキキャリパー
- 内装変速でないこと
- ロードバイクと互換性のある9速~11速のリアディレイラー
- 一般的なタイコが使えるシフトレバーとブレーキレバー
ロードバイクと互換性のあるブレーキキャリパー
内装変速でないこと
ロードバイクと互換性のある9速~11速のリアディレイラー
一般的なタイコが使えるシフトレバーとブレーキレバー
大都市で毎日トレーニング兼用にも使うという点で、コンパクト性、メンテナンス性、駆動系関連の条件となっている。
ちなみに上記は自分の個人的な事情に合わせており、アメリカのオフィスによってはそもそも会社の自室に置けるのでロードバイクで通勤して、そのままオフィスの部屋に置いているという人もいる。
自分は自分専用のオフィスがあるような身分ではなく、そもそもビル内への持ち込みは通常の自転車では禁止されているので、スーツケースのような状態にして「手荷物」として持ち込む必要がある。
ブロンプトンが自転車通勤に向かないワケと乗り換え候補
今の通勤状況、オフィスビル内にまで持ち込むことを考えるとブロンプトンは最適だった。
ブロンプトン並みのコンパクトさは難しいとしてもそれに近いサイズにはしたい。
と思うと、どうしてもホイールサイズから選ぶことになってしまう。
折り畳みサイズを比較してみると、やはりホイールサイズがボトルネックとなって最大公約数が決まってしまう。
つまり、ホイールは折り畳めない以上、ホイールサイズより小さいサイズに折り畳むことは不可能なのである。
そしてブロンプトンのホイールサイズは16インチ。
早速DahonとTernのサイトで調べてみる・・・。
と、なんとTernはそもそも20インチ以下のサイズがない。
Dahonのサイトでも2種類のみ。しかも両方とも内装変速でそもそもロードバイク系と互換性のある外装変速という選択肢がない。
が、BIKESで検索すると上記の2種類のみだが、SUPER SALEという項目から検索すると5件もヒットする。
どうやら現行モデルでは2種類のみだが、過去モデルを入れるとダホンはけっこう出しているようだ。
といっても上段の3つはシングルスピードと3速で、Curlシリーズはブロンプトンキラーと呼ばれたほどブロンプトンに似た内容。内装8速でロードバイク互換性のあるドライブトレインにアップグレードするには適さない。
ということで消去法的に残るはVisc SLのみに。
詳細のスペックを見てみるとやはり16インチのため折り畳みサイズのコンパクトさが目立つ。
以前エントリした比較表と比べてもブロンプトンに迫っており十分合格点。
こうして折りたたみサイズと容積で比較してみるとブロンプトンの優秀さがよく分かる。
やはりサイズを大きく左右するのはホイールサイズ。
16インチと20インチで一回り違ってくる。
ブロンプトンとバイクフライデー等、折り畳み自転車のサイズ比較
外装変速の9速も問題なさそうだし、ブレーキがキャリパーでなくてVブレーキなのも好印象。
さらに旧モデルの在庫処分で値引き中。
もうこれでいいんじゃないかと実際に買う直前まで行った。
が、ネットの情報を調べていて気になったのがこちらのカスタムVisc SL9車。
曰く、リアホイールを349にアップグレードしています。
ということは・・・。
そう、Dahon Visc SL9の「16インチホイール」はブロンプトンのETRTO 349ではなくて305だったのである。
以前ブロンプトンのリムテープに18インチ用のリムテープを使ったときのように、ブロンプトンのWO規格16インチである349と、HE規格18インチの355とは0.6cmしか直径が変わらないので、ブロンプトンは同じ16インチでも4.4cmの差がある305より、むしろ18インチに近いといえる。
ブロンプトンはWO規格の16インチで、このリムテープはHE規格の18インチ用だが、ETRTOのサイズで見ると前者はビード径349mm、後者はビード径355mmということでHE規格の18インチ用ならブロンプトンに使えてしまう。
ブロンプトン用のリムに使えるシュワルベのリムテープ装着
406と451のように、406で太いタイヤ、451で細いタイヤを履かせればタイヤを含めた直径ではそれほど差がなくなるというケースもあるが、そもそも349のブロンプトン自体が太いタイヤを履いているし、上掲のカスタム車の写真を見ても明らかに前後でサイズが違うので349と比べるとその小ささが目立つ。
うーん、ブロンプトンのホイールサイズが往復30km超の通勤では最低限だと思っているのでこれ以上小さくなるのはさすがに厳しい。
それに以前ポットホール(道路に出来ている穴)にタイヤがスッポリはまって放り出されて流血の怪我をしたことがあるので、凸凹道が多いマンハッタン通勤では安全面からも349より小さいホイールは避けたい。
となると結局Dahon Visc SLの選択肢も消え、こうなるとタイヤサイズを少し上げて選択肢を広げざるを得なくなるのであった。
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