Garmin Edge 800の電池劣化問題:ガーミンのサポートは神なのか

電池劣化問題をどうにかしようと思っていたら、そもそもパソコンに接続できなくなってしまったGarmin Edge 800のパソコン接続エラー問題。

Garmin Edge 800をUSBケーブルでパソコンに接続しても、外部ドライブとして認識されることなく、「単に充電しながら起動している状態」になってしまう。

こうなると、USBケーブル経由では、本体内のデータも、Micro SDカードのデータもパソコンに移動できなくなってしまう。

Micro SDカードは、Micro SDカードリーダーを使えばデータを取り出せるのでまだいいが、本体内のデータはUSBケーブル接続以外に取り出す術がない・・・。

そして自分は危機意識が足りなかった※のか、走行ログの保存場所を本体内にしていたからさあ大変。(※これには少しだけ理由があって、ときどきMicro SDカードがうまく認識されないことがあったので本体の方を信頼してしまっていたのだ)


とりあえずネットで検索すると、同様の事象に困っている人がけっこう多いことを知る。

  Garmin Edge 800不具合対策シリーズ:①PCに認識されない

  Edge800のUSB端子が不調Add Star

  GARMIN EDGE500 USB接続で認識しなくなる

これらの先達の事例に従ってまずはGarmin Edge 800の電源を落として、LAP/RESETボタンを押しっぱなしにした状態でUSBを挿してみるが・・・接続できず

次にエアダスターをかけてみるが・・・接続できず

さらに接点復活剤(英語ではElectronic Cleanerという)もかけてみるが・・・接続できず




USBケーブルも変えてみて、おまけに接続先のパソコンも変えてみるが症状は同じ。

そしてこんなエラーメッセージが出てきた。

XM Receiver is not supported.



Garminのフォーラムで探してみると、この症状が出た人はけっこういて、「このメッセージが出たら終わり」(故障確定&サポートセンター行き)らしい。

  Thread: XM Receiver Not Supported

中には買い換えたという人もいたが、とりあえずGarminのカスタマーサポートに問い合わせることに。

オンラインから問い合わせフォームに記載して送信。


■Garminサポートからの返信1

最初に来た返信は・・・

「おそらく本体のUSB差し込み口が腐食してしまっている。端末の保証期間は過ぎているので交換の場合は99ドルかかるがそれでもよいか。」

であった。

さすがにあらかじめネット上で書かれていることを全て試した上だったので、「あれをしてみろ、これをしてみろ」という、サポートとのやりとりで一番Time Consumingなことは避けられた。

99ドルならまあいいかなーと思ったが、そういえば地図はどうなるんだと気になったので、購入済みでMicro SDにダウンロードしてある地図はどうなるんだと再度問い合わせてみた


■Garminサポートからの返信2

それに対する回答は

「地図は端末に対応付けられているので新しい端末になったら再度設定が必要になる。期限切れ(購入後一年?)未満のものは再ダウンロードできるが、期限を過ぎたものはアップデートする必要がある」

とのこと。

自分は2012年に買った北米のマップと、同じく2012年、香港でのサイクリング時に買った東南アジアのマップがあったのだが、北米マップは期限切れでアップデートが必要

しかもダウンロード版のアップデートは79.99ドル



交換で99ドル、マップアップデートで79.99ドルとなると、合計で約180ドル。

もし将来的に端末を(Garmin Edge 810とかに)買い換えるとしたらそのときにもマップを追加で買わないといけないのでマップ分だけ無駄金になりかねない。

そもそも今使っているマップで十分で、ここ1年の間に更新されたルート情報(新たにできた道とか)ははっきりいって必要ない。

さらに、あれほど必要無いと思っていたGarmin Edge 810だが、このようなUSBでの有線接続エラー問題にぶちあたった以上、Bluetoothでログやデータをやりとりできるのであれば今後接続エラー問題にも悩まされないのではないだろうか

そんなことを考えると、これまでのGarmin Edge 800と全く同じものを用意するのに180ドルかかるなら、この際Garmin Edge 810に買い換えちゃおうかなという気になってくる。

ということで、180ドルかかるならGarmin Edge 810買うか考えてみるよ、ありがとう。と伝えてみた。

まあGarminサポートにしてみても、カスタマーが自分の金でGarmin Edge 810の新モデルを買ってくれるならそれに越したことはないんだろう・・・。


■Garminサポートからの返信3

と思ったら、なんとGarminからの返事は予想を裏切るものだった。

「もう全部無料でいいから送り返してくれ」

え、まぢで?!

値切り交渉をしているつもりはなかったのだが、なんかタダでいいということになってしまった。

ということで、そういうことならと言質を取った上で早速送り返してみたのであった。


2 件のコメント :

  1. MSを走ったあとEdge800が全く同じ症状になり、$99にビビってなぜかEdge510をポチったのが昨日の深夜。
    粘れば無料だったのか!

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  2. 初心者ロードレーサー2013年10月17日 1:22

    なんつーことっ!!まさか同じ状況をリアルタイムで味わってらっしゃったとは・・・。私もそのことを知っていれば早くお伝えできたのですが・・・。今日はちょうどReplacementの新品が届いたところで、まだマップの登録でごちゃごちゃやってるところです。

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