香港のサイクルショップ:野牛單車

新たなサイクルショップを求めて地下鉄で油麻地へ向かう。



こちらのウェブサイトには油麻地の地下鉄を出て東と書いてあったが、正確には出口を出て通り沿いを西へ。以下の場所になる。


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そして野牛單車に到着。



ここでお目当てのホイールがなかったらどうしようと不安になりつつ中に入る。



と、広い。

店の中はほぼ正方形で、ニューヨークでいうと110丁目にあるToga Bike Shopを二周りくらい大きくした感じである。



店の入り口にはまずBMCのツール仕様TTバイク、Timemachineが目に入ってきて、高級TTバイクにロードバイクが並べられていた。

さらには650Cのホイールを使った小さめフレームサイズのロードバイク、MTBに折り畳みの種類も豊富で、はっきりいって飛球單車行とは比べ物にならないほど自転車もパーツも揃っている。



後で店員に聞いたところ、この店舗は自転車とパーツ類中心で、ヘルメットを含めたウェア系は徒歩1分のところにあるトライアスロン店で売っているとのこと。



肝心のホイールは店内の天井にずらーっと埋め尽くされており、半分近くはシクロクロス用やMTB用、小径車用になっているものの、ロードバイク用のホイールもそれなりに揃っていた。

その中で取ったホイールがこちら。

Shimanoの低価格モデル、WH−R500である。



値段は1,300香港ドル(約1万4千円)。

WH-R500としての価格は日本で買うより明らかに高いが、重要なのは安いモデルも置いてあってすぐに手に入ることであり、10万円以上のホイールを何%引きで買っても今回の目的に対しては全く意味がないので気にせずに購入。

タイヤはパナソニックのPanaracer、チューブも用意してその場でつけてもらう。



ついでに持参したUltegraのスプロケットもつけてもらうように頼む。

が、スペーサーを一枚持ってくるのを忘れてしまっていてつけられない。まあここまできたらせっかくなので105のスプロケットも購入。

さらに香港での保管用にホイールバッグも購入。フルクラムの真っ赤っかなものしかなかった。



2,000香港ドル以上買うと会員になれて5%引きに。その足で歩いて1分のトライアスロン店にも行ってみることに。

外へ出て歩いていくと、Specializedのブランドショップ。



立ち寄ってみるが、Specializedだけとはいえ品揃えはあまり多くはない。

野牛單車のトライアスロン店へ。ちなみにトライアスロンは中国語で三項と呼ばれる。



ジャージやグローブ、ヘルメットといったウェア系が売られている。

OGKのレジモスのサイズが揃っていたので試着。

Lが自分のデカ頭にはあっていることがわかったが、このあと日本でも買えると思って値段だけ控えておいた。ちなみに23,700香港ドル。かなり高い。

帰りは二階建てバス。



運良くバスの二階の最後尾にホイールを置けるスペースがあり、難なく大圍まで戻る。





腹ごしらえでアメリカには売っていないハーゲンダッツのマカダミアナッツ味を食べ、



プーアル茶を飲み、



早速Ritchey Break-Awayを組み立て。





ホイールもセットして10分もかからずに完了。



これで明日は念願の香港サイクリングができそうである。


…、

と思いきや、もう一つ用意しておきたいものがある。

Garmin Edge 800に入れる香港の地図である。

ホイールを持ち歩きながら、Micro SDカードの地図が手に入ればと思って旺角にある電気屋を回ったのだが、地図自体はカーナビ用の地図と同じでよいのだが、GarminのGPSは売っていても香港のマップのみを売っている店が見つからなかったのである。

ネット経由でダウンロード販売もされていると思うので、ネットで買えばいいとも思ったが、自分が持参しているのはスマートフォンにAndroidのタブレット。Garminのウェブサイトでは、Garmin Edge 800の接続ドライブを認識して直接Micro SDカード内にダウンロードするため、パソコンでないとマップのインストールができない

どうしようと思っていたが、ちょうど夕食を親戚の家で一緒に食べることになったので、パソコンを使わせてもらうべくGarmin Edge 800を持っていく。

予想通りGarminの公式サイトを見ると香港のマップも販売されている。

ちなみにCity Navigator Southeast Asiaというパッケージで、香港、澳門はもちろん、タイやバンコク、ジャワ島やセブ島までの東南アジア一帯がカバーされている。これで将来東南アジアライドをするときも安心である。


無事ダウンロードも完了。



起動してみると、ちゃんと香港の地図が表示されている。

これでやっと香港ライドの準備が完了したのであった。


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