ブロンプトンが自転車通勤に向かないワケと乗り換え候補

ブロンプトンで通勤を続けてはや8年・・・。



これまでも「乗り換えたい・・・」と考えたことがあったが、今回はブレーキと内装変速の不調でまた乗り換えモチベーションが高まっている。

自転車通勤使いにとってのブロンプトンの欠点


ブロンプトンの欠点は、専用設計部品が多すぎること。

たとえばブレーキキャリパー。

ブロンプトンは下からブレーキケーブルを回して、下に引っ張ることでブレーキを締めるという下引きなのだが、ロードでもMTBでもクロスバイクでも、同じ折り畳みだって他のブランドでは下引きのブレーキキャリパーなんて使われていない



そしてプーリーも全て専用設計

さらにケーブル。

シフターケーブルも、ブレーキケーブルも、通常のタイコ(操作部分のレバーに引っ掛ける先っぽの盛り上がった部分)でははまらないように出来ている。

ブレーキキャリパーが下引きなのは、「折り畳み時にケーブルが干渉するからやむなく下引きにしている」という理由があるからまだ理解できる(※とはいえ、同設計のDahon Curlでは上引きなので、何で実現不可能なのか疑問は残る)。



が、ケーブルを引っ掛けるタイコをわざわざ専用設計にして通常のタイコが使えないようにしているのは意味がわからない

利用者側に何のメリットもないのに専用設計にして専用パーツを売ろうとしているのではと勘ぐってしまえるレベルである。

それこそシフターケーブルなんてネットでいくらでも安く手に入るのに、ブロンプトンのケーブルを変えようと思ったらわざわざブロンプトン取扱店に行って定価で買わないといけない。

まあ自分はタイコをヤスリで削って普通のケーブルを使ったりしたが、それでもその手間を考えると専用設計のデメリットを感じてしまう。

とはいえ、ブロンプトンはイギリスの伝統ブランドというブランドネームで高価格化している面もあるので、見た目や名前重視で選ぶには良いブランドかもしれない。

が、自転車通勤というように毎日、雨の中でも乗ったりと酷使する場合、重要なのは耐久性でありメンテナンス性の高さ

専用パーツで専門店にいかないと買えないような状態では、お世辞にもメンテナンス性が良いとはいえない・・・(ブランド契約を結んでいるのか、アメリカではAmazon.comでもeBayでもブロンプトンパーツは売ってないので代理店にいかないといけない)。

自転車通勤兼トレーニングに求めるもの


ではどんな自転車なら適しているのかというと、重要度順に求める条件は以下の通り。

  • 折り畳んだ状態でスーツケースのように転がせること
  • ロードバイクと互換性のあるブレーキキャリパー
  • 内装変速でないこと
  • ロードバイクと互換性のある9速~11速のリアディレイラー
  • 一般的なタイコが使えるシフトレバーとブレーキレバー

大都市で毎日トレーニング兼用にも使うという点で、コンパクト性、メンテナンス性、駆動系関連の条件となっている。

ちなみに上記は自分の個人的な事情に合わせており、アメリカのオフィスによってはそもそも会社の自室に置けるのでロードバイクで通勤して、そのままオフィスの部屋に置いているという人もいる。

自分は自分専用のオフィスがあるような身分ではなく、そもそもビル内への持ち込みは通常の自転車では禁止されているので、スーツケースのような状態にして「手荷物」として持ち込む必要がある。

ブロンプトン代替候補1:Dahon Curl i8


ブロンプトンの代わりとしてすぐに思い出すのが、ブロンプトンの特許切れを待って満を持して発売されたDahon Curl。



ブロンプトンキラーを謳うだけあって折り畳み後はスーツケースのように転がすこともできる。

タイヤサイズもブロンプトン同様にコンパクト。

さらに気になるブレーキキャリパーも上引きで互換性がありそう。すくなくともブロンプトンの下引きのようなキワモノ仕様とは違う

Dahon Curl i8の場合、8速を実現しているのでギア比の幅は合格点。

が、やはりそこはコンパクトな折り畳みの限界か、外装変速ではなく内装変速。

内装変速の場合、内装ギアが壊れるとホイール自体のメンテナンスが必要になってしまう。

内装変速はハブと一体化しているため、故障の場合は内装変速のハブを交換=ホイールの組み直しとなってしまう

これが外装変速の場合、変速機であればリアディレイラーの交換のみで、ギアであればスプロケットやコグの交換だけで済む

内装変速はまるで一昔前のテレビデオのようなもので、テレビとビデオを一体化するという画期的?なコンセプトの一方で、たとえテレビの機能に問題がなくてもビデオが故障して修理に出すとテレビも道連れにして見れなくなってしまうという問題を抱えていた。



内装変速ハブを交換するためにスポークやホイールの組み直しが必要になる内装変速と、リアディレイラーやスプロケの交換だけで済む外装変速とではそのメンテナンス性の差は歴然である。

ブロンプトン代替候補2:Tern Eclipse X22


ギアのメンテナンス性の問題となると、候補に上がるのがロードやMTBのスプロケットを使った折り畳み自転車。

Dahonにも同様のものもあるが、代表としてご紹介したいのはTern Eclipse X22。

Tern Eclipse X22はその数字が示す通り、フロントダブル、リア11速の計22速と、最新のロードバイクと同じギア数を実現している

それもそのはず、Tern Eclipse X22のリアディレイラーはシマノのUltegra、スプロケットは105の11-28Tの11速と、ロードのコンポーネントを使っているのである。

外装変速のメンテナンス性の高さに加え、ロードのコンポーネントであれば105、Ultegra、Dura-Aceといくらでも互換性のあるパーツがAmazonやeBayでもどこでも手に入るので汎用性も高くメリットだらけ。



が、ロードのコンポーネントを搭載する折り畳み自転車のほとんどは20インチ以上のホイールだったり、折り畳み状態でスーツケースのように転がせなかったりと、今度はコンパクト性で上記条件を満たさなくなってしまう・・・。

なんというか、帯に短したすきに長しでちょうどいいものが見つからない・・・

条件のうち、ブレーキレバーといったものは自分で他のものに付け替えることができるので、ひとまずは換えれるところを換えていって乗り切っていくしかない。


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