ということでちょうど良いタイミングで、リエージュのご紹介をしていければと思う。
■ベルギー空港
さて、Jet Airwaysの恐ろしさは帰りの飛行機のときにでも特集するとして、飛行機は無事、ブリュッセル空港に到着。
入国審査では、EU市民とそれ以外に分かれている。
入国審査官が自分の日本国のポスポートを見て、日本語で聞いてくる。
「シゴト?カンコー?」 「観光」
「ドコカラ?」 「JFK」
「アリガトウ」 「ありがとう」
なんともフレンドリーな対応であった。というか、日本人の観光客いっぱい来てるんだろうなぁ。
そして荷物を受け取る。自転車はサイズオーバーなのでOversized Baggageのエリアに運ばれてくることになっているのでそこで待つ。
が、いつまで経っても運ばれてこない。
輪行をする際に、空港に着いてから荷物を受け取るまでが一番無防備な瞬間になる。
行きのカウンターで預けたときは、その場で係員に手渡したが、到着した後の受け取りでは、オーバーサイズエリアに置き去りにされるので、他人が持ち去ることも十分可能であるし本人確認も行われない。はっきり言って、路上にチェーンをかけて駐輪する以上に無防備である。
不安になりながらも、荷物のサービスカウンタにいる係員(Jet Airwaysの係員はいないのでAmerican Airlinesの係員)に事情を説明すると、奥のほうに入っていって、まだ出されていない荷物をチェックしに行ってくれた。
どうやらまだ荷物置き場に出されていなかったようで、一般立入禁止エリアの奥の方から持ってきてくれた。やっと、無事に受け取り完了である。
■レンタカーと輪行
その後、空港内にあるレンタカーのカウンターに直行。
前もって予約しておいたので手続きはすんなり終わり、レンタカーを受け取る駐車場へ。
その途中でジュースの自動販売機に小便小僧が。この小便小僧、ジュリアンには激しい思い出を刻まれるのであるがそれはまた後の話し。
ちなみに高い。500mlのペットボトルで2.5ユーロ。アメリカなら2Lのペットボトルを2本買ってお釣りが来る。
そして救急車を見かけるが、変な形をしている。患者を乗せるスペースが狭そうである。
こちらがレンタル予定だったBMW。日本の危険情報でも、アメリカの危険情報でも触れられているが、ベルギー、特に首都のブリュッセルでは路上駐車時のガラスを割っての盗難事件が多いらしく、荷物室と車室が隔てられていないハッチバック式の車が狙われやすいと警告されている。
そのため、あらかじめレンタル会社に連絡し、トランクが分離しているセパレートタイプの車にしてもらうよう手配済み。
ところが、縦にしても横にしてもロードバイクが入らない。はっきりいって自転車を移動するための自動車であるので、ロードバイクが入らなければ意味がない。
しょうがないので、その場でレンタル変更可能な車種の中ではハッチバック式にせざるを得なかった。後部座席を倒せばスーツケースとロードバイクを収納できる。
一応蓋をしてしまえば外から直接ロードバイクや輪行袋が見えることもない。
■リエージュへ
ということで、レンタカーのGPSにリエージュのホテルを入力していざ出発。
ブリュッセルには結局帰る時に戻ってくるので、ブリュッセルの観光は後回しにし、ブリュッセル市街に入らずにいきなりブリュッセル空港からリエージュに向かうことにした。
そしてリエージュに向かって高速道路の標識も確認しながら進む。
GPSによるとリエージュはE40を進めとあるが、行き先表示にはリエージュではなくLuikの文字が。
次回、日本やアメリカでは体験できないベルギーの特殊事情をお伝えしていきたいと思う。
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