夜にはレースがあるので低強度でグループライド。7人2列で走っているので3周に1回先頭で走ることになる。
低強度なので走りながらいろいろ話しをするのだが、仮免を取りに行く話しをすると、「どこのDMVに行くつもりか」と聞かれる。
マンハッタンは仕事前のサラリーマン等いて混みそうだからブルックリンのDMVに行くつもりだというと、「ウォールストリート付近のDMVが、あんまり知られていないので比較的すいている」と教えてもらう。
家に帰ってシャワーを浴びて着替えてから出発。
ウォールストリートの西、バッテリーパークの近くにあるDMV(Department of Motor Vehicles)に到着。。
まず入ると既にすごい人。40人くらいいる。そして係り員が「てめーどこ行くんだ」という感じであちこち動く人を注意して、それぞれ列に並ばせる。自分は仮免を取りに来たことを告げると、まずはここに並べと言われて並ぶ。どうやら、銀行や郵便局でよくある、順番待ちの受付番号が書かれた紙切れをもらう列のようである。
というか、順番待ちをするための番号をもらうために順番待ちをし、15分ほどでやっと順番待ちの番号をもらえる。
そしてやっと座ることができて自分の番号が呼ばれるのを待つ。
待つこと20分ほどで呼ばれる。ここで1時間以上待たされることもあるそうなので早い方だと思われる。ちなみにチームメンバーのエリックは、Expressと銘打っているDMVのオフィスで2時間も待たされたそうで、「アメリカ人の"Express"は2時間なんだ」とぼやいていた。
まずは6ポイント制と呼ばれる身分証明を行う。他のサイトで書かれているので詳しくは割愛するが、各身分証にポイントがついていて、そられの組み合わせで6ポイント分の身分証明が必要となる。グリーンカード、パスポートで3ポイント、ソーシャルセキュリティーカードで2ポイント、アメリカのクレジットカード、キャッシュカード、銀行明細、電気・ガス・水道明細などでそれぞれ1ポイント。自分は念のため10ポイント分持って行って無事証明完了。
次に試験問題をプリントアウトした紙を受け取り、机で問題を解く。ちなみに文字が読めない人のための口頭試験も事前予約をすれば可能で、実際に係り員に読んでもらって答えていた黒人のにいちゃんがいた。テストの問題は、DMVのサイトで受けれる模擬テストとほぼ同じ問題が出るので、模擬テストをやっていれば余裕で受かる内容であった。
テストの正解数等は教えてもらえず、受かったか落ちたかだけを通知されるが、自分はおそらく間違えることなく合格。というか答え合わせをしているおばちゃんの手の動きで間違ったかどうかが大体わかる。どうでもいいが、そのおばちゃんの腕がCat1のレーサーの太腿よりも太くてびっくりした。まあ中身は筋肉と脂肪で大違いなのだろうが。
試験に合格すると、また番号札を渡され、待つように言われる。
あとは視力検査をして手数料を払って仮免を受け取るだけなのだが、そこからひたすら待つこと約1時間。やっと自分の番号が表示されてカウンターに行く。
すると、「あそこの文字を読め」と言われて、カウンター越しに、普通にオフィスの奥の棚に置かれているアルファベットを読む。で、視力検査終了。もっとちゃんとした検査だと思ったが肩透かしであった。
そして手数料が77ドル50セント。以前は55ドルだったらしいのだがけっこう値上がりしている。
まあそんなこんなで仮免を無事取得完了。
アメリカでは筆記試験だけで仮免を取得でき、これで免許所有者が助手席に乗っていれば仮免で公道運転が可能になる。
ただベルギーに向けて国際免許を取得するためには本免許でないといけないので、これから本免許を取るように頑張らねばならない。
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