物欲紹介:世界最軽量サドル決定戦

先日のエントリで触れた「高い買い物」であるが、その正体はサドルである。

ということで、まずはサドルの変遷とともに、みんな気になる?サドルの重量について見ていきたいと思う。

まずはこちら、一番最初、まだお尻が出来上がってなかったときに何を思ったか買ってしまった(そして一度も使わなかった・・・)量販店のふかふかサドル。



869グラム(!!)なり。



そして懐かしい、今から約3年前に買ったSelle SMP Gliderのスチールレール



269グラム。



こちらはチーム仲間より譲り受けた同じくSelle SMP Gliderのカーボンレール。211グラム。



そしてTrek Madone 6.9 Proの完成車に着いてきたRXLサドル。197グラム。



以上が自分が所有しているサドルであるが、軽量という点ではむしろ重い方である。


ちなみにSelle SMPで軽いのはFull Carbon Liteの119グラムと、

幅が狭いFull Carbonの105グラム


軽量サドルとしてさらに名が上がるのがセライタリアのSLR

SLR TEKNOは公称95グラム。

が、イタリアものはいい加減なのが有名で、Selle Italia SLR Kit Carbonio Flowで、公称125グラムが、実測では10グラムくらい増えていたというコメントも見かける

さらに自分の物欲リストにも上がっていて、eBayのリスティングをチェックしていたことがあるSpecializedのS-WORKSのToupeサドル。130mmの横幅サイズで113グラム

ということで、この100グラム前後あたりがいわゆる大量生産(といっても工場生産では手作りだったりするが、比較的大規模な)メーカーの最軽量クラスといったところであろう。


が、もっと手作りオーダーメイドなところではさらに軽いサドルが作られている。

たとえば(どちらかというと大量生産メーカーに分類されるかもしれないが)AX-Lightness。

2012年の乗鞍チャンピオンが使われていたAX-LightnessのSPRINT公称69グラム。

そしてAX-LightnessのPHOENIX公称62グラム。

さらにAX-Lightnessの1000公称55グラム。


ところがコロラドのボルダーに完全オーダーメイド製で、注文を受けてから作り始めるという手作りサドルメーカーがある。

その名もダッシュサイクル

こちらはG.5、59グラム


さらに、M.4、47グラム


そしておそらくこちらが現時点での世界最軽量サドル。
P.3、37グラム!



ただ、自分は今回、別に軽量サドルが欲しくてサドルを買ったわけではない

ということで今回自分が買ったのはこちら。同じくダッシュサイクルのStage.9



それでも重さは88グラムということで、超軽量サドルの1つには入るかもしれない。



だが、軽いだけであれば、Stage.9よりもP.3の方が安いので、P.3の方を買えばいいわけで、むしろこれにした本当の理由は軽量化とは別のところにあるのであった・・・。


4 件のコメント :

  1. これは軽いですね!
    見た感じTTポジションならかなり座りやすそう・・・かな?

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  2. 私のモノは101g(普通体重版)でしたが、これはクッションが2レイヤーのもの(軽体重用)ですか!?
    レールやカバーの色でも変わるのかもしれませんね。
    って、私も重量は2の次で、訳あってのステージ9なのですが。

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  3. 初心者ロードレーサー2013年3月27日 2:50

    さすがですね。ご指摘の通り、TTポジション用な感じのサドルです。というかTTポジション以外のポジションは想定されていないようです(笑)

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  4. 初心者ロードレーサー2013年3月27日 2:55

    はい。クッションは2レイヤーで、幅はNarrow、体重65kg以下の指定で注文したものになります。オーダーメイドできるだけあっていろいろと悩んだり注文をつけたりしましたがそのあたりもご紹介していければと思います。

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