フェリールートの方が橋より自転車通勤を楽に感じた理由

年末から風邪をひいて体調を崩し、年始に治りかけたと思ったらぶり返し、熱は引いたのだが咳が止まらない…。

さすがに咳が1週間以上続いておかしいと簡易キットで検査してみたら…。

見事な陽性反応…。風邪じゃなかったのか…。

結局年末のフェリー自転車通勤以降、1月半ばまでコロナでずっとリモートワークすることに。

ただ今になって思うのは、フェリー通勤は精神的に楽だったなぁということ。

体感的には普段のジョージワシントンブリッジを通る通勤コースよりずっと楽だった。

ただ時間は10分ほど余計かかっているし、走行距離としても橋の部分がフェリーに代わっただけなのでたいして違わない。


じゃあ何がこんなに体感的に違うんだろうかと考えた結果、思い至ったのはそのルートの違い

フェリーコースはジョージワシントンブリッジからリバーロードをひたすら南下しただけなので、自動車や歩行者との接近が全くなかった。

リバーロード自体は車道と隣接していて自転車道ほど気楽なわけではないが、幹線道路でスピードも出ているし、歩道も分離されているので単に直進巡行するだけ。


それに比べて普段のルートは橋を渡ったあとの一般道でのストレスが実は大きかったのかもしれない。

信号待ちや右折する自動車の間をすり抜けたり、信号関係なく道路を渡る歩行者に気を付けたりと、そこのあたりの煩雑さがフェリールートではまったくなかった。

まあある意味ハンドリングスキルのトレーニングになるとポジティブに捉えられないこともないが、レースとか全く関係ない対人や対自動車のスキルを磨いてどうすんだという気もする。


マンハッタン側のフェリーターミナルが自転車道に直結しているのもポイント高い。


もちろんフェリーの乗り降りは煩雑だし、そこで直前の便に乗り過ごすリスクもあるし、なにしろ片道9ドルかかるのは痛いのだが、意識しないところで実は自動車歩行者リスクが煩わしかったんだなぁと認識させられた一件だった


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