耳で「読む」通勤生活:骨伝導イヤホンが変えた新しい朝の習慣

🚴‍♂️自転車通勤15年、出費はほぼ消耗品のみ

自転車通勤を始めてから、気がつけば15年近くが経ちました。最初の頃こそライトやサドルバッグなど新しいパーツを試していたものの、最近ではすっかり落ち着いています。

出費はチェーンやチューブ、タイヤといった消耗品がほとんど。いわば「走るための最低限」に集約されてきました。

🎧そんな中、ひさしぶりのガジェット購入

そんな倹約志向の通勤ライダー生活に、久しぶりの変化が訪れました。新しく導入したのは、骨伝導イヤホンです。

実はこれまで、自転車に乗るときにイヤホンを使ったことはありませんでした。理由はいたってシンプルで、「ヒヤリハット」防止のためです。

🛣️耳は大事なセンサーです

車やバイクが近づく音を聞き取るには、やはり耳が必要です。音の情報が遮断されてしまうと、自転車に乗っているときの安全性が一気に下がってしまいます。

また、通勤時間は「ぼーっとする時間」としても貴重です。いわゆるデフォルトモードネットワークが活性化する時間とも言われていて、頭の整理やひらめきが生まれるひとときでもあります。

🔊変化のきっかけは耳からの情報摂取の増加

しかし最近は、Audibleやポッドキャストなど、耳から情報を取り入れる機会が増えてきました。音楽のように鳴り続けるわけでもなく、集中して聴くわけでもないちょうどいい情報源です。

「耳を塞がずに音が聞こえるなら、走行中でも使えるのでは?」と考えてたどり着いたのが、骨伝導イヤホンという選択肢でした。

🔌USB-C対応が決め手、選んだのはShokz OpenRun

骨伝導イヤホンには専用チャージャーを使うモデルが多く、ちょっと扱いづらい印象がありました。ところが調べてみると、Shokz(ショックス)の「OpenRun(オープンラン)」シリーズにUSB-C対応モデルがあることを発見。


Shokzは骨伝導イヤホンのパイオニア的存在で、音質やフィット感に定評があります。OpenRunはその中でもスポーツ用途に特化した軽量モデルで、防水・防塵性も備えています。

USB-Cケーブルでどこでも充電できるのは、通勤ライダーにとって大きな利点です。迷うことなくこのモデルに決めました。

📦いざ開封、なぞのヘッドバンドも付属

届いた箱を開けてみると、イヤホン本体のほかに、なぜかヘッドバンドも入っていました。ちょっと不思議に思って調べてみたところ、これは単なるおまけのようで、イヤホンの機能とは無関係のようです。

髪の長い方などには便利かもしれませんが、自分の場合はそのままお蔵入りになりそうです。

🌅朝のハドソンリバーにぴったりの使い心地

さっそく装着して走ってみたところ、使い心地は上々です。特に、ハドソンリバー沿いの道をのんびり走りながら、朝のニュースやオーディオブックを聴く時間は格別です。

耳をふさがないので周囲の音もしっかり聞こえ、安全性も損なわれていません。風の音や鳥のさえずりとともに、静かに流れる情報を楽しめます。

📚耳から読む文庫本生活、はじまりました

Audibleでは文庫本1冊分がだいたい数時間程度の長さです。これなら通勤中に週に1〜2冊ペースで「耳読書」ができそうです。

ぼーっとした時間と、ゆるやかな学び。両方を同時に叶えてくれるガジェットが、15年目の通勤ライドに加わりました。



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