というわけで、LookのKeoを使ってみた。
■ライドしてみたLook Keoのペダル
これまではShimanoのDura-AceモデルであるPD-7810を使っていたのだが、以下二つのモデルを試してみた。
一つはLook Keoの最高級モデルであるLook Keo Carbon Bladeペダル。チタン軸と、カーボンのバネ板を備えており、これまでのバネと違いカーボンのしなりでビンディングの脱着をさせるため、他のモデルのようにバネの堅さを調整することができない。そのため、赤色の16nmと、黄色の12nmが用意されている。ちなみにnmとはニュートンメートルのことで、トルクの単位を表している。つまり数値が大きい方が付け外しにより多くの力が必要になると言うこと。レビューを見る限り、黄色の12nmは初心者、女性向けで、ビンディングペダルに慣れた人等は赤色の16nmで十分ということなので16nmを購入。ちなみにこのカーボン板は交換も可能らしい。実際にeBayではカーボン板だけ出品されてたりする。
ちなみに特徴はその軽さ。一個95グラムで、ペアで190グラムという公称。
ところが実測するとペアで187グラムだった。ホイールとかでも多少誤差は出るらしいが少なく出るとは嬉しい誤差。
もう一つはLook Keoの
廉価モデルだけあって安く(といっても自分は中古で買って49ドルだった)、重量も244グラムで、そこまで軽くない。といってもShimanoのDura-Aceモデル(PD-7810)が278グラムであることを考えると、ShimanoのペダルはヘルメットでいうGiroのIONOS系と同様、軽さについては考慮していないのだろう。
■ShimanoのSPD-SLとLook Keoのクリート
LookはShimanoと同じく(というか元々ShimanoがLookのパテントとしてペダル業界に参入してきたので「ShimanoはLookと同じく」と言った方が正しい言い回しなのだが)、ペダルに対して可動幅が決まっているクリートを取り付けることで、ビンディングに固定された足の「遊び」の調整ができる。
ShimanoのSPD-SLは、赤クリートと黄クリートで、赤クリートは固定(遊びなし)、黄クリートは。ペダルを買うときにデフォルトで付いてくるのは黄クリートである。
ShimanoのSPD-SLの黄クリート(SM-SH11。可動式)
黄クリートの可動角度については、サイトで調べても3度となっていたり、6度となっていたりで、製品カバーには明示的に角度が表示されているわけではないので実際のところどうなんだろうか。Amazon.comのサイトでも、同じ製品なのに3度と6度の表記があったりする。
ShimanoのSPD-SLの赤クリート(固定式)
Look Keoは、黒、グレー、赤の3種類のクリートが用意されており、黒クリートが固定(いわゆる可動範囲0°)、グレークリートが可動範囲4.5°、赤クリートが可動範囲9°となっている。こちらはペダルを買うと一緒に付いてくるのはグレークリートとなっている。
Look Keoの黒クリート(固定式)
Look Keoのグレークリート(4.5°の可動式)
こちらはGrip版。滑りにくくなっている。
Gripなし版。滑りやすいが3グラム軽い。
といったところで長くなってしまったのでライド結果は次のエントリで。
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