2021年のコロナ生活を振り返る

通常エントリは久しぶりだが備忘録的に2021年を振り返っておきたい。

なんだかんだいって今年はずっとリモートワークで、一度も会社へ出社することはなかった。本来は年後半から出社を開始してハイブリッド型(3日出社、2日在宅)になるはずだったが、ご存じの通りデルタ株だったり最近ではオミクロンもあって来年1月からに延期になった。

出社に備えて仕事に必要なラップトップをどうやって持ち運ぶかや、ラン通勤のバックパックに入るようにミニラップトップを買うことを検討した。出社予定の1週間前に自分にとっては初のWindows10搭載機となるSurface Go 2を買ったりしたが結局延期になり、肩透かしをくらった感もある。

ただ小さい子供が2人いる状態ではリモートワークはむしろありがたかった。妻は義父の世話(介護というほど悪くはないが頻繁に様子を見に行かないといかない)もあり、毎週何日かは日中いないので自分が子供2人の面倒をみることになる。特に下の子は最近言葉を覚えてきて、ことあるごとに「I'm boring!(飽きた)」を連発しそのたびに仕事を中断され、おむつ卒業のトレーニング中でお漏らししちゃったトレーニングパンツを何回も洗ったりするので、これが出社していたらとてもじゃないが人手が足りなかったと思う。

一方で長男の学校は9月から開始。最初のころは感染者数も少なかったのでコロナ前の状態に戻りかけた感もあったが、最近は感染者数も増えてきたので毎日のように「当校で陽性者が出ました」メールが送られてくる。幸い濃厚接触者にはならなかったので隔離は避けられているが、通常の風邪でもPCR検査が必要になるのでそれがネックになっている。

この3か月間で2度ほど上の子が風邪にかかったのだが、そのたびに登校再開にPCR検査結果と小児科医の診断書が必要になる。風邪の症状が出てからPCR検査を予約、翌日か翌々日に結果が出て、小児科医にその結果を持っていって診断書を発行してもらうという流れで何日もかかり、一度体調不良になると登校再開まで3~4営業日必要になるので予約がスムーズにいかなければ1週間あいてしまう。まあ2度とも陰性結果だったのは幸いだったが、毎回登校できない間のプリントや宿題をもらって家庭で授業の内容をフォローアップすることになり、上記の下の子の世話と相まってさらに忙しくなる。

仕事は仕事でリモートワークの弊害か就業時間があいまいになり、3時間差の西海岸や日本からのメールも夜になってから舞い込んでくるので定時はないに等しく、子供は子供で宿題をやるのが遅くひどいときは寝る前までかかるので平日はそんな感じで忙殺されながら終わってしまう。

唯一ゆっくりできるのは週末だが、感染者数も増えているので基本ステイホーム。少しは変化をと思いハムスターを飼うことに🐹。

ペット自体はずっと飼いたいと思っていたのだが、日本や香港への帰省でしばらく家を空けるときの手間を考えると手を出せずにいた。動物を世話するという体験は子供への教育の一環としてもメリットは多いと思うが、生命がある以上、飽きて世話しなくなったりしたら途中で投げ出せられないという不安要素もあった。

が、ハムスターの寿命は2年程度で、コロナ初期に飼い始めてたらもう天寿を全うできたというほど短い。2年くらいなら年度休暇時にペットシッターに預けるにしても1,2回で済むし、そもそも今のオミクロン状況では今後2年くらい長期不在にならないかもしれない。それに2年程度なら子供が飽きてしまっても自分が死ぬまで面倒をみきるというコミットもできる。さらにハムスターサイズなら場所もとらないので家の間取りを気にする必要もない。亡くなったあとの御遺体も犬猫だったらペット火葬場的なところで厳かにやるんだろうが、ハムスターなら金魚と同じように庭や山に埋めてあげればいいイメージがある(知らんけど)。そんな各種要素がペットを飼うというハードルを下げてくれてお迎えするにいたった。


ハムスターは夜行性で子供の活動時間帯と全く合わないことや、最初はずっとベッディングの中に入ったまま警戒されて予想外のことや後悔したりもしたが、一か月半ほど経った今では撫でられながら眠ってくれるくらいの関係を築けるまでになっていて手応えを感じているのであったw🐹



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