中央駅の隣りにシェアサイクルのステーションが設置されている。
アントウェルペンのシェアサイクルシステム、その名もVeloである。
今年の夏からシェアサイクルが導入されるニューヨーク市民としては試さざるをえまい。ということで、一日券を購入。
モニターはオランダ語、フランス語、英語に対応している。
といっても、パスワード入力やクレジットカードの登録云々をする小さなパネルはオランダ語オンリーなので要注意。まあルクセンブルクでもフランス語オンリーだったのでだいたいの感覚で操作する。
シェアサイクルはステーションに前輪が浮かされた状態でロックされている。
あらかじめパンク等の不具合がないか自転車を確認した上、モニターの操作パネルで番号を指定、ロックを解除して引き抜くことで利用可能に。ちなみに借りた後に不具合があった場合でも同じステーションにすぐに返却して選びなおすことが可能。
こちらは自転車全体。前輪と後輪で大きさが違うのが特徴的。
サドルは大きめでどんな人でも大丈夫。
当然サドル高はクイックリレーズ式になっていてその場で調節可能。
前輪には泥除けと自転車のシリアルナンバーが。約1000台導入されているので、947番ということはかなり後ろの方の自転車である。
後輪にも泥除けと、シートチューブに自動点灯式のテールライトがついている。
前カゴはないが、カバン等を乗せれるスペースがあり、備え付けのゴム紐で固定可能。
早速走ってみる。変速は3段。
フレームは思ったよりもスリムで良い感じ。
ただ、ベルがついていない。
スタンドは片支え式。
この後輪の独特なカバーが特徴的で目立ち、街中の至る所で見ることができる。
中央駅から南へ、自転車道に沿って走っていく。
さすがシェアサイクルが導入されているだけあって、ヘントやブルッヘに比べると自転車道の整備も進んでいる。
自転車用の案内標識も設置されている。
こちら、アントウェルペンの地図。
街中にはサイクルショップも。
GIANTのロードバイクが展示されていた。
サイクリングがてらアントウェルペンの街を観光。
中央駅南西の公園も堪能。
ということで、少し走って返却。
ルクセンブルクはフレーム部分でロックするのに対し、こちらは前カゴ部分をステーションに差し込む形でロックする。
ちなみにステーションも、ルクセンブルクやこの日の午後に訪れたブリュッセルのものに比べるとスリムで小さい。
そんなこんなでアントウェルペンの観光を終え、ついに最後の都市、ベルギーの首都であるブリュッセルへ向かうのであった。
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