この点、SMARTの法則に従って、客観的な数値で判断できる基準を使おうと思うと、エンジンで参考とできるのは、心拍数、体重(体脂肪率、筋肉量、骨量を含む)、身長、年齢などだろう。
身長や年齢はフレームサイズや最大出力、限界性能などにも関わってくる重要なものだが、トレーニングしたからといって数値が変わるものでもないのでトレーニング進捗管理用の数値としては使えない。
心拍数は既に最大心拍数とLT値を測定済みなので、ここはやはり体重、体脂肪率、筋肉量をトレーニング進捗の一つの目安として管理していくべきだろう。
ちなみに最大心拍をまた計測したら195が出た。体調や環境によって変わるものなのだろうが、この前の181は全然体へのいじめ方が足りなかったのだと反省。ローラー台なら途中で貧血になろうが気を失おうが交通事故に遭うことはないので、限界へ挑戦してみよう。
■体組成計は日本製品が一番
というわけで体重計を吟味していくことになるのだが、体重だけでは不十分で、筋肉量や体脂肪率がないと正確なデータが取れないので、以下では正確に「体組成計」と表記していく。
ちなみに実は体組成計は既に一つ持っている。タニタのBC-620というモデルだ。
まだ日本にいた当時、毎週のように荒川をママチャリで疾走し、浅草や秋葉原までカラオケに行っていたときに購入したものだ
あれから2年以上経過し、さぞや体組成計の世界でも進歩が進んでいることだろう。
今やトレーニング履歴もパソコンで管理しているので、体組成計もパソコンと連動してデータ転送できるものがいい。そうだ、そうしよう。と思いAmazon.comで検索する。
が、体組成計が少ない。
けっこう健康に気を使っている人が多いくせにそこのあたりは気にしないのか、まあよくわからんがAmazon.co.jpを調べてみると、わんさかわんさか出てくるではないか。
そういえば以前定期健診に行ったときに、採血の針が日本の名も知らない中小メーカーのもので、健康医療関連は日本製品は競争力があるんですねという話を看護士さんとしたことを思い出した。
■体組成計を吟味
ただ、その中でもパソコン連動機能付きとなると限られてくる。
オムロンのものでは二つあったが、一つは赤外線でドコモ携帯のiモードと連動できるもの。もう一つは別売りの歩数計を接続することで、歩数計経由でパソコンにデータ転送できるものだ。
この点、アメリカではドコモ携帯がなければiモードも使えないので前者は使えない。後者は後者で要りもしない歩数計をわざわざ買うのもアホらしいので不採用。
とういわけで他のメーカーを見てみると、タニタには体組成計にUSBメモリスロットがついていて、USBメモリを使ってパソコンにデータ転送できる体組成計があった。
BC-500-SV(左)とBC-509-SB(右)があるが、BC-500-SVは一つ前のモデルらしく、単なるマイナーモデルチェンジで機能は同等。色が違うだけらしい。
ただ調べてみると、USBメモリは体組成計専用で、パソコンに挿しても普通のリムーバブルメディアとして認識せず、もし壊れて市販のUSBメモリを買ってきたとしても使えないらしい。しかも64bitOSには対応していないようだ。
さらに左右部位別にも対応していない。
通常、人間の左右の脚の長さが微妙に違うように、普通に筋トレしていたとしても左右均等に筋肉がついているとも限らず、少なからずその人のクセというものがある。
自転車の場合はどうしても引き脚より押す脚の方が強いので、左右均等に力が出ていないとスムーズなペダリングができない。
この点、左右部位別であれば、右脚、左脚の筋肉量がそれぞれ測定できるので、パワーメーター的な感じで、左右のパワーバランスに気をつけながらトレーニングをすることができるのである。
自分は元サウスポーだったこともあり、昔は左側の方が腕も脚も筋肉がついていたが、自転車では両方均等につけていくことが求められるだろう。(ボクシングでは、サウスポーは右足、右腕を前に出す。右足は細かいフットワークでよく使うが、左は相手の懐にもぐりこむときのダッシュや、ここぞというときの踏ん張りで使うので、左足のほうが力が必要とされる。腕の方は、右腕はジャブ、左腕はストレートと用途が異なる。)
結局、使いやすそうなパソコン連動機能もないので、データくらい自分でパソコンに打ち込むから、左右部位別の測定機能がついている方が良い。
というわけでその要件を満たすのが、左右部位別インナースキャン50V BC-621!(゚Д゚)
50g単位で体重を測定でき、体脂肪率、筋肉量、骨量にも対応、もちろん左右部位別に筋肉量を測定でき、左脚、右脚、左腕、右腕、体幹の5種類に対応している!(`・ω・´)
と、ふと違和感が・・・。
なんかこの体組成計、どっかで見たことがあるなぁ。
と思ったら、当時体組成計を買ったときに、ライバル候補(?)として吟味していたもので、秋葉原のヨドバシで店員に違いをいろいろ聞いたモデルだった。
当時の記憶を思い出していくと、たしか自分が持っているモデルであるBC-620との違いは、デザインと本体の液晶表示が違うだけということだった。
具体的には、液晶表示で、部位のデータ(肥満とかそうでないかとか)を、BC-620は3ブロック9段階で判定するのに対し、BC-621はそれよりも細かいということだったと思う。
データはパソコンに打ち込んでExcelで管理するので液晶表示は必要ない。Excelであれば好きなだけ段階も設定できるし、折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、思いのままである。
デザインは確かにBC-621の方がよいが、まあ家でしか使わないのであまり拘らない。
というわけで結論、今持ってる体組成計でOK!
当時の自分の選択に感謝。(^ω^)
■そして計測
というわけでさっそく半年振りくらいに測定してみる。
と・・・。
うぎゃーーー!( ;゚Д゚)
アメリカに来る前は17%だった体脂肪率が23.4%になっとる。
バファリンの半分がやさしさでできてるなら、自分の体の4分の1は脂肪でできています。(^ω^)
なぜだー。
安さにつられてハーゲンダッツを20個以上ドカ食いしたのがいかんかったのか・・・。(そりゃいかんわなぁ)
今や金城部長よりも田所先輩に近い体になってしまっているのか。
せめてドドリアさんからザーボンさん(注:変身前)にならなきゃレースうんぬんどころじゃない。
というわけで次回、減量計画に続く。
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