TTS4.0への道(THE WAY OF THE TACX)第八回:PC環境構築

取り外し編

まずは旧マザーボードのPCIカードを引っこ抜く。

こちらはモデムカード。今のインターネットはケーブル環境で利用しているのでもはやRJ-11のモジュラジャックを使うことはないだろう。

お次は…。TVチューナーカード…だと…。こんなものが差さっていたとは気が付かなかった…。

それにしても、全く使ったことはなかったし、そもそもパソコンの画面上でもこのデバイスの存在すら認識されてなかった気がする…。と思って取り出したカードを良く見ると…。

うぉぉぉー。コンデンサが爆裂しとるやないけ。そりゃあデバイス認識されないわけである。

まあTVチューナーを使う気もないのでスルーして作業を続行。
SATA系のHDDは再利用するのでケーブルのみはずしておく。

ケースのLED、Speaker系コネクタ類も接続場所を確認した上ではずす。

そして旧マザーボードをケースから取り出す。

さらに電源も取り外す。

これで、ケースも綺麗なただの箱になって新PCの受け入れOKである。


組み立て編

まずはマザーボードを開ける。

いつ見ても生のマザーボードはいいものである。

一度取り付けてしまうと近くで見る機会も少なくなるので嘗め回しておく。

SATAが前面に6ポート。なんとSATA3.0。自分のような古い世代の人間にとってはたまらない新規格である。

グラボ二本差しのSLI(Radeon系ならCrossFire)にも対応。というかミニタワーでは1本すらギリギリであったので、2本は到底不可能であることがわかった。

が、ふと見てみると、パ、パラレルATAが……ない…
なななんとっ!いつの間にかパラレルATA自体がマザーボードから消えているではないかっ!
IDEかSCSIかで大論争を交わし、総スカジーPCを作って自慢していた友人がいたあの頃とは隔世の感がある。
しょうがないのでパラレルATAにしか対応していないDVDマルチドライブはひとまず邪魔なので外しておく。

それにしてもビデオカード非内蔵のマザーボードであるため、背面パネルも余計なものが付いてなくて良い。

ちなみに上が以前のもの。モニター出力のD-Sub 15ピンや、今や対応機種があるのかと思えるプリンタポートがない分USB端子が多く、USB使いとしては嬉しい限りである。

背面にはUSB3.0ポートも装備。

ということで、まずは電源ユニット(英語ではPSU。Power Supply Unit)からケースに取り付けていく。

実測&カタログ値の両方でダブルチェック済みのためピッタリはまる。パイルダーオン!

そして心臓部(というよりは頭脳)のCPUを装着。

さらに純正のCPUクーラーを装着。

こだわる人はこだわる冷却系であるが、純正のものはシリコングリスも塗布済みであるので、面倒くさがりの自分にとっては至れり尽くせりである。

そしてメモリを4本差し。

目玉のグラフィックボードを装着。

さらに配線をつなげて完了。というかグラボでかっ!ミニタワーのケース狭っ!

起動。

なんというか、最近のBIOSは綺麗になったなぁー。

そしてWindows 7をインストール。

マザボの基本ドライバ系を入れて。

テストを実行してみると…。1点!?

って、肝心のグラフィックドライバを入れてませんでした。

再度チェックして、快心の7.4点。

無事動作を確認。タスクマネージャーを見てみるとすごいスレッドの数。

さすがは8スレッドである。

ということで、次回はついにというかやっとTTS4.0のレビューに入る。


4 件のコメント :

  1. ブログ主さんは私と同年代とみました!(笑
    SCSI規格なんて、もはや誰も知らないでしょう。
    ATAかSCSIか?の論争をや。
    TTS4のレポート楽しみにしています。相変わらずバギー??(ドキドキ

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  2. 白橙アクア2012年3月18日 7:27

    遅くなりましたが、お怪我大変でしたね。
    回復を祈念すると同時に、そんな中ローラー台にトライする初心者ロードレーサー様は真のサイクルホリック(造語)だなと思いましたw
    TTS4は凄い解像度ですね。このまま技術が進んで、いつかオンラインプロロードレーサーなんか生まれたりして…

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  3. 初心者ロードレーサー2012年3月20日 0:03

    Benryさん、ATAかSCSIか懐かしいですよね。わざわざPCIにSCSIカードを付けてSCSI接続していました。
    TTS4のレポート上げさせていただきましたのでご参考ください。

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  4. 初心者ロードレーサー2012年3月20日 0:09

    ローラー台にトライするものの、少しでも汗をかくと傷口が染みてまったくトレーニングにならない状態です、、、
    オンライン対戦は実際にTTSで実現されているので、TacxやEliteとかがスポンサーにつけばアルバイト的なオンラインプロロードレーサーくらいであればいけるかもしれませんね。

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