ちなみに土曜のレースで力を使い果たしたのか、日曜は気力が上がらずに、アクティブリカバリーがてら軽く回すことに。
といってもせっかくなので、ベルギーに向けて、TacxのReal Life Trainingモードを使い、GPSのデータを元に実際のコースをシミュレーションして走ってみた。
■はじめに
まず、いきなり本題に入ってもわかりにくいと思うので、UCIアマチュアワールドチャンピオンシップが開催される場所をご紹介させていただきたい。
大会は、個人タイムトライアルと、ロードレースの2レースあり、どちらもスタート、フィニッシュラインはStavelot(スタヴロ)というベルギーの町になる。
ベルギーについての基本情報はWikipediaをご参照いただきたいが、ベルギーはフラマン語(オランダ語)とフランス語の二種類の言語が話され、「言語戦争」と呼ばれる言語対立により国家がフランス語共同体のワロン地域とフラマン語共同体のフランデレン地域に二分されており、政府もそれぞれの言語地域で分かれている。ちなみに日本語の政府観光案内も、それぞれの政府で二種類のウェブサイトがある。
ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル公式サイト
ベルギー・フランダース政府観光局オフィシャルサイト
今回のレースの舞台となるのはフランス語共同体のワロン地域である。
ちなみにプロロードレースのクラシックレースでは、以下の地域でこれらのレースが開催されており、今回自分が参加するコースはリエージュ~バストーニュ~リエージュと被るコースがある。また、2010年第2ステージなど、クラシックレースのコースが含まれるツール・ド・フランスのコースとも被っている。
ワロン地域
・リエージュ~バストーニュ~リエージュ(Liège - Bastogne - Liège)
・フレッシュ・ワロンヌ (La Flèche Wallonne)
フランデレン地域
・ヘント~ウェヴェルヘム (Gent - Wevelgem)
・ロンド・ファン・フラーンデレン(Ronde van Vlaanderen)
■宿からスタート・フィニッシュ地点まで
日曜日、現在宿を取ろうと考えているVielsalmから、スタート地点であるStavelotまでのルートを走ってみることに。
大会中に宿をとると、本番前の練習でも、スタート地点まで行ってから本番のコースを走ったりすることを想定しているため、あらかじめ宿からスタート地点までどの程度かかるかをシミュレーションしておく必要がある。
イメージ的には、スタート地点まで30分ほどでウォーミングアップ&クールダウンの区間として機能してくれればと思っていた。
が、実際にシミュレーションで走ってみると、11%の勾配が何度も現れ、最大13.9%の勾配が。
片道だけで「いい運動」になってしまい、往復することを考えると、とてもではないがウォーミングアップのレベルではない。これは宿泊場所も再考しないといけなそうである。
■タイムトライアルのコースシミュレーション
月曜日は、タイムトライアルのコースを走ってみる。
タイムトライアルというと平坦なコースを思い浮かべるが、緩やかなアップダウンが続き、折り返し地点で平均斜度11%、最大20%の峠が待ち構える。
ただ、こちらはタイムトライアルだと思って気合を入れて走ればちょうど良い感じ。
距離も長くなく、40分程度で走り終えるくらいなので、実戦用シミュレーション兼、手頃なトレーニングメニューとしてこれからもTacxの室内固定ローラーをする際には取り入れていきたいと思う。
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