第9ステージの個人タイムトライアルでは、ファビアン・カンチェラーラ、トニー・マルティンと2人のタイムトライアル世界チャンピオンを抑えてのトップタイムを叩き出した。
■ツール・ド・フランスの放送局
ちなみに、ツール・ド・フランスは世界各国のテレビ局で放送されている。
それこそ開催国であるFrance 2(フランス ドゥ)の放送で見れば面白いのだろうが、いかんせん現時点でのフランス語の聞き取り能力は限りなくゼロに近い。ベルギーのEénやSporzaも同じ理由で不可。
そして悲しいことに日本語のテレビを見れる環境もない。
ということで、普段見るテレビ局は、英語放送であるアメリカかイギリスのテレビ局になってしまう。
ちなみにEurosport(ユーロスポーツ)はフランスのテレビ局でありながら英語放送もしているので、おフランスの放送を英語で楽しむことができる。
一方、アメリカのテレビ局はNBC SportsやESPN、イギリスのテレビ局はITV4に忘れてはならないチーム・スカイのスポンサーであるSky Sportsなどがある。
この点、テレビ局を選ぶ理由は、テレビ局(というかテレビ局の属する国)によって力の入れ所が違うこと。
簡単に言うと、当たり前のことではあるが「そのテレビ局が属する国の選手についてフォーカスしている」のである。
それもあって最近主に見ているのはイギリスのテレビ局。
総合トップのウィギンス。第7ステージでステージ優勝を飾り、第9ステージの個人タイムトライアルでも2位につけてウィギンスとワン・ツー・フィニッシュを飾った現在総合3位のクリス・フルーメ。
そしてサガンとのポイント争いが見逃せないカヴェンディッシュ。
ご存知の通り、彼らは全員チーム・スカイ所属のイギリス人である。
もちろんイギリスのテレビ局であれば掘り下げ方も深いし、個人インタビューなども他局より多い。
個人的に応援している選手がいる場合は別だが、イギリス選手が旋風を巻き起こしている現時点のツール、見るならイギリスのテレビ局である。
■ITVが取り上げたウィギンスのクランク
その中でも自分が好きなのは、チーム・スカイのSky Sportsではなくてイギリス民放最大手のITV。
今でもツール・ド・フランス最速記録を保持しているあのクリス・ボードマンがロードバイクでコースを走りながらプロのロードレースの見所を解説してくれる。
そして第9ステージの冒頭で取り上げられたのがこちら。
ウィギンスのウォームアップ風景かと思いきや。
楕円クランク…だと…?
ちなみにタイムリーなことに、以前のエントリのコメント欄でバレてしまった通り、自分も最近楕円クランクを導入したばかり。
ということで次回から、楕円クランクを導入することになったやや遠回りな経緯について書いていきたいと思う。
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