■7月4日(水)
事の始まりは7月4日の夜、独立記念日の花火を見て帰って来たら発生していた。
家に帰ると様子がおかしい。
スタンバイモードになっているはずのパソコンの電気が消えている。
部屋の灯りをつけるが、ものの数分もしないうちに次第に暗くなっていき、ついには真っ暗になってしまう。
とりあえず暑いので扇風機をつけつつ、パソコンの電源を入れる。
が、しばらくすると扇風機の勢いも弱くなり、羽の回転を肉眼で追えるほどになって停止。
と同時に、パソコンも一気にプツンッと電源が切れてしまう。
で、またしばらくすると扇風機が少しずつ回り始め、約5分ごとの周期で強い回転と遅い回転(ストップ)を繰り返す。
ブレーカーが落ちた等であれば、電源が一斉に切れて配電盤のレバーを上げるものだが、今回は弱まったり、強まったりを繰り返すので、通常の過電流による遮断とも違う。
さらに、心配だった冷蔵庫は無事で一部のコンセントのみおかしいらしい。
「こりゃあ電気の供給自体がやばい」と思うも、深夜のその場ではとくにできることもなし。事の事態をスマートフォンでブログにアップしたあと夜も遅かったので就寝。明日には直ってますように。
■7月5日(木)
電源のオン・オフの繰り返しは電気機器を壊してしまうと思い、結局クーラーはつけずに扇風機だけでやり過ごす。それでも止まったり動いたりの繰り返しなので暑さで目が覚める。
扇風機がそんな状態ということでまだ直ってはおらず、デスクトップパソコンも起動してもすぐに落ちるし、ハードディスク等即効でぶっ壊れてしまいそうなのでノートパソコンを引っ張ってくる。
ノートパソコンであれば、充電値がUPS(無停電電源装置)の働きをしてくれるので、コンセントからの電源供給が途切れれば自動的に内部電源に切り替えてくれる。
そんなこんなで、ノーパソでTacxのTTS3.5を使って少しだけローラーして会社に出勤。
仕事を終えて家に帰ってくるがまだ直っていない。
すでにConEdison(電力会社)にはクレーム済みで、修理する予定とのことだがいつになるかわからず。
その夜はノーパソメインでやり過ごす。
■7月6日(金)
引き続き事態は進展なし。
ノーパソを使えばなんとかなるとは言っても、
1.コンセントからの外部電源で使用
2.電力供給が途絶えて充電池に切り替わる
3.充電池が95%くらいに落ちたところ電力供給が再開される
4.使ってるうちに充電池が100%まで充電される
1に戻る
という状態が繰り返されるため、ノーパソ機器自体にも、充電池にもかなり悪い影響を与えて酷使していると思われる。
■7月7日(土)
友達の結婚式のため、朝にローラー。
20分ゆっくりとウォームアップしたあと4.0w/kgで回すが途中でトルクが抜ける。Tacxの電動モーターによる負荷装置が電力不足によって停止、負荷がかからなくなったため。
30秒ほどで電気が回復して負荷が戻るがしばらくしてまた負荷が抜ける。今度は5分以上続き、こりゃだみだと思って終了。
三本ローラーとしては微妙なミノウラのやつは避けたいし、1Up USAの固定ローラーを引っ張り出すか実走に切り替えるしかなさそうだなと考えながらローラーを終える。
式場へ向かうために外へ出ると、家の前の通りを通行止めにして、通りの前や交差点にConEdisonの作業者が4台ほど止まって復旧作業をしている。
うちのビルだけでなく、通り沿いの他のビルにも影響が出ているようで、かなり大掛かりな作業になっている。
「がんばってくれぇー」と思いつつ結婚式へ。
結婚式を終えて夜に帰ってくると、まだ作業中。
一日中直していたということになる。
こりゃあまだまだかかるのかなと思いつつ帰宅。
が、家の中で扇風機をつけてみると止まらずに回り続ける。
やっと復旧。
クーラーがこんなに有り難いものだとは思わなかった。
ちなみにこの事態に遭遇してから電源周りの強化をすることになったのであった。
大変でしたねー。冷蔵庫の中身が無事だったのは不幸中の幸いですね。
返信削除自分も昨年の震災で被災して、電気ガス水道のライフラインが長いこと絶たれてました。
復旧した時にはホント感激しましたっけ。
当たり前のようにライフラインが安定的に維持されているのがどれだけスゴイ事なのか、そしてどれだけ有り難い事なのかが分かりますよね(^_^;)
冷蔵庫もやられてたら腐らせてしまうものも出てきたと思うのでよかったです。
返信削除今回、電気供給が不安定になるなんてアフリカかとツッコミを入れたくなりましたが、震災ではもっと大変だったのだろうと考えると我慢できました。なんというか普段の生活がいかに電気まみれなのかを再認識させられた一件でしたね。(^^;