日本観光:首都圏外郭放水路

朝起きると目の前にはスカイツリーの朝焼けが。



千葉方面。



東京が動き出す。



日の出を見ながら、



朝飯。



うーん、ベルギーと謳っていてリエージュ風の形でありながらベルギーで食べたそれには及ばない。



早々にホテルを出発して東武伊勢崎線…、ではなくて今は東武スカイツリーラインに乗る。ニューヨークへ来る前は伊勢崎線で定期を使っていたくらいなので懐かしい。

以前住んでいた駅を通り越す。あの頃は朝から晩まで仕事に費やし、寝るために家(といっても会社の寮)に帰っていたようなもので、仕事に忙殺されていつの間にか大事な人生の時間が過ぎ去っていってしまっていた。打破できぬ閉塞感にさいなまれながら毎日満員電車に揺られていたときのことを思うと感慨深い。

そして春日部で乗り換え。





みなみさくらいの駅で下車



タクシーに乗って目的地の龍Q館へ。



あらかじめこの日のためにニューヨークにいたときから予約していた首都圏外郭放水路の見学会に。

世界最大級の人工の地下河川である。



というか、この見学会のために、昨日はわざわざ広島→京都→東京という強行日程を実行した



そうでなければ京都に数泊して嵐山なり金閣寺なりを観光していたであろう。



模型や映像で放水路の仕組みを学んだ後は実際に屋上へ。江戸川沿いを走っているローディーがいて、「今あの自転車が走っているあたりです」といった説明を受ける。自分としてはむしろあのローディーの方に親近感。



そしてメインイベントである、このサッカー場の地下に…目的地が…



サッカー場の反対側にある入口まで歩いて行く。



そして地下へ…。



到着。





地下神殿とも呼ばれる巨大な空間。







こちらは中川、倉松川、幸松川、大落古利根川で増水した水を江戸川に流す巨大な立坑



人と比べるとこの空間の巨大さがよく分かる。





ハリケーンサンディやスノーストームニモで簡単に公共交通機関がストップしてしまうニューヨークにも見習って欲しいくらいの自然災害対策施設である。







再び地上へ。



龍Q館へ戻って見学終了。



バスで戻ろうと時刻表を確認すると…



1日に2本しかバスがない…だと…



が、運良く丁度バスが到着(見学の時間帯によってはタクシーか歩くしかない)



日本のバスは料金入れなりパスの読み取り機なりがごちゃごちゃしていてかわいい。



こうして首都圏外郭放水路をあとにしたのであった。


2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2013年2月14日 12:22

    おおお…これは!
    浅学にして存在自体知りませんでした。まさに地下神殿ですね。ちょっぴり箱モノ感もありますがw
    是非自分も行ってみたいと思います。

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  2. 初心者ロードレーサー2013年2月15日 4:10

    たしかに規模的にはかなりな箱モノではありますが実際に稼働回数も多くて効果も上げてるようです。水害対策についてはNYは負けた感がありますね。ちなみに隠れた撮影スポットとしてカメラマンの方にも人気があるそうです。大人の社会科見学としてぜひ。

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