ベッドに倒れこみたいところだがせっかくの旅行なのでミラーレイクの湖畔へ。
湖畔沿いのメイン通りを歩く。
ちなみにメイン通りとは中心街なのだが、通りの名前自体が「Main Street」。日本語でいうと中央通りといった感じか。
目的はカヤックで、いざ貸しボート乗り場へ。
いわゆるスワンボート以外に、普通の自転車にボードが着いたようなボートもあるが、レースを走り終えた直後では全くそそられない・・・。
こちらは貸しボートの目印。湖畔で迷ってもこのボートに向かって戻ってくればいい。
ダブルカヤックを借りて出航。
遙か遠くに今朝山頂までヒルクライムしたホワイトフェイスが見える。
こちらはミラーレイクの南端にある飛び込み台。
SUP(Stand Up Paddleboard)に乗っている人も。
やはりカヤックはいい。
ミラーレイクでのカヤックは今年で3年目になるが、湖上では風が水で冷やされ、風が吹くと天然のクーラーのよう。
木陰で漕ぐのを止めて湖面に浮かんでいると疲れが癒されていく。
そして下半身は座っているのでハイキングと違ってレースで疲れ切った脚に追い討ちをかけることもない。
時にはお約束のように子どもを8匹も連れたカルガモの親子が泳いでいたり。
さらに面白いのが湖からだと街が違う顔を見せるということ。
このレイクプラシッドという街は、ミラーレイクという小さい湖の湖畔にメイン通りが連なっている。
湖に沿って道路があり、その道路と湖の間に店舗が軒を連ねている状態である。
普段見るのはもちろん、メイン通り沿いに見える表の顔。
一方で、湖から見ると、湖に対して見せている裏の顔が見える。
例えばこのホテル。
表から見ると単なるホテルなのだが、裏から見ると砂浜が広がり、ホテルの客がくつろげるビーチ空間ができている。
湖側に海賊旗が立てられているビルがあったり(もちろん「表通り」からは見えない)、図書館の裏も湖への「勝手口」がありボートを漕ぎ出せるようになっている。
他の家の裏にも湖に面してロッキングチェアーが置いてあったり、個人用のボート乗り場が設置されたりしている。
湖を見ながら横になれるハンモックもあって気持ち良さそう。
あたかも普段見せない裏の顔を覗いているようで表通りとまた違った雰囲気を持つこの街の二面性が興味深い。
漕ぎ疲れたらまた木陰で休む。
静かな湖面でボーっとし、時折吹く風に流されていると疲れが癒されていく。
あっという間に時間が過ぎてドックに戻る。
気持ちの良いカヤックの時間であった。
ああーいいですねカヤック!うらやましい。
返信削除ボート系って単純な反復運動なのに乗ってていつまでも飽きないのは、サイクリングに通じるところもあるかもしれないですね。
東京五輪ではボート競技を観たいな~なんて今から思ってしまいましたw
仰る通り、肉体的には下半身と上半身でメインの筋肉は異なるのですが、かなり通ずるところを感じます。ちなみにこの後もまだカヤックエントリが控えてますのでご期待くださいw
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