ちなみに今回は休みが取れなかった関係で、日本は中4日、香港は中3日という強行軍。
■自分にとっての旅行とは
最初に旅行についての所信表明をしておきたい。
人によって旅行の目的は様々だと思う。
自分の知ってる人で、ある人は旅行に出た直後からお土産を物色する。
またある人は、Blackberry(ビジネスメインで利用されることが多いスマートフォン)で職場の同僚に逐一旅行の状況を報告してくる。
これらの人々にとっては、旅行というのは日常の延長線上であって、今の人生の中での単なる休暇に過ぎないのであろう。
「旅行」が日常の延長線上であれば、自分にとっての旅行とはむしろ「旅」に近い。
旅とは日常から離れて自分の人生を見つめなおす機会である。
日々同じ生活を続けていると視野が狭くなって大局的な考え方がしにくくなる。
特に仕事をしている時間は、一週間という168時間の中で最も大きな割合を占めている。
その仕事から離れて、普段とは違う場所で、違う人々に会うというのは、日常から離れて深慮を巡らせるには最高の機会となる。
つまり、自分にとっての旅行とはさながら人生という旅の軌道修正をするチャンスなのである。
■日本へ
ということでニューヨークを出発。
知人に送ってもらい、車でニューアーク空港に向かう。
今回はすべてANAだが、コードシェア便のため運営はUnited Airline。
13時間半のフライト。
機内ではエンターテイメントサービスの機械が故障してサーバの再起動を繰り返す。というかLinuxで動いていたとは。
無事起動したが、このあと映画が途中で止まったりと不安定を繰り返すことになる。
エコノミークラスなので機内食という名の給食を食べる。
日本に到着後は成田エクスプレスに乗って移動。
無料インターネットサービスを見つけるが、「ご契約が必要」とのことで諦め。NEX内でのネット利用なんて移動中ちょこっとってものなのに、これって海外から来た人にとってはかなり使いにくい・・・。
ネット接続を諦めて外を見ると葉っぱがある木々が。ニューヨークの木々はすでに葉も落ちているのに紅葉以外に緑の葉すらあるのを見るのは新鮮である。
実家に着いてからはとりあえずスーパーへ。
なんでもないスーパーの刺身がこんなに美味いとは。しかもアメリカの日系スーパーと比べれば半額近い値段である。
なにはともあれ、やはり太平洋を越えるのは疲れる。一日がかりで移動してくたくたであった。
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