謝辞:ホワイトフェイスを終えて

今年の大一番として位置付けていたホワイトフェイスヒルクライムレースを終えてきました。

これまで泣かず飛ばずでやってきた自分でしたが、このたびのヒルクライムレースでは自分でも納得のいく結果を残すことができました。

思えば4年前から一種のスランプ状態に陥っていたというか全くタイムが伸びず、伸び代に限界を感じた2015年にこのエントリを上げました。

去年のハイポイントヒルクライムで書いた通り、今のままでは壁をぶち破ることができず改善に悩む状態。

トレーニングでもレースでも、モチベーションは希望であり、伸び代であると思う。

明日への希望があるから今日もペダルを踏むことができる。

これ以上改善できない、頑張っても駄目だと思えばそこが終点であり限界なのだろう。

そう、「頑張っても駄目だと思えば」である。

「思う」主体は自分。

進むも止まるも結局は自分の意志次第。

背水の陣:ペダルを踏ませるもの

そして2016年にも同じようなエントリをしました。

自転車のトレーニングはコツコツとした努力が必要不可欠な一方で、それだけでは駄目なのもまた事実。

モチベーションを維持するためには、「伸び代」という希望が必要。

確かに仕事や家庭の時間を削って、その分自転車に乗ればタイムは上がるだろう。

そして順位も少しは上がるかもしれない。

が、上位ランカーとの差は歴然としていて、単にトレーニング量を増やせば勝てるようになるというものでもない。

人によっては才能の差で片付けてしまうのかもしれないが、才能云々を持ち出す前に、今一度トレーニングの方向性を見つめなおしてみようと思うようになってきた。

方向性とはペダリング方法であったり、その前提となる体の使い方、筋肉や関節、腱の働きといった人間の部分。

そして自転車の剛性や反応、重心や荷重に対する反力や垂直抗力を意識してどこまで人車一体の感覚を突き詰めることができるか。

レース前の目標設定:体を知ることと可再現性と可制御性

2015年のエントリで触れていた「壁」・・・。

その間、ペダリングを変えたり、ウェイトトレーニングに専念したりともがき苦しみました。

あれから3年経ち、ひょんなことからやっとその「壁」をぶち破れたと思います。

が、その長い長い下積みの間もモチベーションを保って自転車を続けてこれた鍵はこのブログにあったと思います。

時には投資の話しに脱線したり、全く関係ない話題になったりと一貫性のないブログですが、それでもいつも見てくれている方々がいるので、代わり映えのない成績ばかり残して勝手に申し訳ない気持ちになることもありました



「見放さずに読んでくれている方々に応えるためにも頑張りたい。」

その気持ちがこの数年間の「やる気」を下支えしてくれていました。

そしてブログを通して知り合うことができた自転車仲間たち。

みんな頑張ってるからこそ、こちらも刺激されて頑張っていける。

そんな有り難さに感謝の意を伝えるとともに、自分も良い成績を出して刺激を与えられる存在になりたい。



そして実績に裏打ちされた内容を提供して少しでも役に立つことで、これまで下支えしてもらっていた分の恩返しがしたい。

ということで今回のレースの内容、準備、そして背景含めてお伝えしていければと思います。

なんか死亡フラグを自分で立てたようなエントリになりましたが、一発屋で終わらずに今後も引き続き頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。


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