前回の現状調査では、自分のエンジンがレースに出れるレベルとはかけ離れていることを痛感し、今年の目標を物色中の今日この頃。
まだエンジンはレース仕様になっていないので、レース参加はできない。
昨年はロードバイク購入初年度ということでライドイベント自体が新鮮だったし、ファンライドイベントだけ参加していても良いチャレンジになった。
お祭り的にみんなで走るのは楽しいし、いろんな人の愛着があるバイクが拝めるのも嬉しいのでそれはそれで良いのだが、なまじセンチュリーライドを二本走って、年初には480キロのロングアイランド一周もしただけに、もう一つ上の、というか新しいチャレンジをしてみたいものだ。
なぜ山を登るのか、そこに山があるからだ。という境地に達するには程遠いが、新しいチャレンジをすることでドーパミンが出て、生きていることを実感できるんだと思う。たぶん。
オフィスで一日中イスに座って画面と向き合ってるより、野山を走り回ってた方がよっぽど健康的だし少年の心的だ。
ということで新しいチャレンジ目標を設定することにする。
仕事しかり勉強しかり、何かしらの目標を持って日々の進捗状況を把握していかないと効果も薄いしモチベーションも保てない。
最悪、ボーっとしているうちにご無沙汰スパイラルに陥り、部屋のオブジェとしてホコリをかぶってましたということにもなりかねない。
もちろん無理して乗るものではないし、ダイエットしかり、嫌々続けても結局続かないので、自分の好奇心のままに任せようと思う。人間、好奇心を失くした時点で成長止まっちゃうからね。
で、今はまだ好奇心が尽きないので、レースでもない、ファンライドイベントでもないものを探してみる。
すると、名称は知っているものの、まだ未経験のブルベのイベントがあるではありませんか。
ロングアイランド一周も、計画しているうちに走行距離がどんどん伸びていって、ブルベ的だなぁと感じていたが、どうせならここいらで本物のブルベに参加してみるのも一興かもしれない。
■ブルベ
ブルベ(Wikipediaリンク)とは、一言でいうと自己挑戦型長距離ライドである。
レースではないので順位などは競われないが、休憩、食事、睡眠も含めて制限時間以内に数百キロの距離を走りきらなければならない。
アメリカではRUSA(Randonneurs USA)という団体が全米の公式組織として存在している。日本でいうAudax Japanに相当。パリ本部のACP公認のレースを管理しており、レースの実施、運営は各地域団体に任されている。
RUSAのウェブサイトでライドの検索ができるが、ニューヨーク州では、アップステート(ニューヨーク市から遠く離れた、カナダの国境沿いの五大湖の近く)で行われることが多いらしく、車も持ってない自分では参加が難しそうだ。
そして検索条件でもニュージャージー州にニューヨーク市(NYC)も含まれているようだったので、ニュージャージー州のブルベライドを探す。
すると直近にはACP公認の200kmのライドが4月10日にある。
200kmを13時間半の制限時間。ロングアイランド一周ライドの際、初日に218km走ったが、200km時点では10時間半だった。もちろんこのライドはHilly(丘陵的な起伏がある)ということだし、雨が降るかもわからないし、タイヤがパンクするかもしれないので、安心できるどころかむしろ警戒して挑まねばならないだろう。
ブルベについてもっと考察する必要があるものの、少なくとも4月10日は参加するつもりで行くので、まずはRUSAのメンバー登録を申請した。申請のページには責任者の情報が載っており、写真まで掲載されている。なんとも人の良さそうなバイク好きアメリカンという感じで感動。
1年で20ドルだが、2年間40ドルの方で申し込む。なぜ2年間にしたかは次回。
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