Trek Madone 6.9 Pro

以前、ブルー系ロードバイクの考察をしたが、新車の購入をしたので紹介を。

といっても新車自体は3月頃に既に購入していたのだが、いろいろあって今頃紹介。

とりあえず前回考察した上記エントリを読み直していただければと思うが、選択したポイントとしては、現在のSpecialized Tarmac Eliteとかぶらないこと

かぶらないというのはカラーリングがではなく、性能が。

カラーはブルー好きなのでブルー系と決めていたのだが、性能的に同じレベルなものにしても違いがわからない。

そもそも2台目の動機の一つとしては、物欲の連鎖を断ち切ること。

結局1台目でこれまでいろいろパーツをグレードアップしてきたように、中途半端なものにしてもさらに上のもの、違うものということで際限がない。

ここで一つ良いものをゲットしておけば、(良い意味で)ロードバイクやパーツのせいにせずエンジンのグレードアップに注力できるのではないかということである。

そしてさらにはブログをしているものとして、客観的なデータ比較もしたい。実際にホビーライダーの自分が乗り比べてタイムを比較することで、単なる感想に止まらないデータ上の比較をしてみたいと思う。いろいろパーツを換え、クランクやホイール、チェーンもいじってみたSpecialized Tarmac Eliteと、文字通り完成された完成車との比較。同じフルカーボンフレームでありながらどれだけ違うのかなど気になるところだ。

で、選んだのがこちら。

もちろん定価では手が出ないので在庫処分か中古を探す。というかアメリカはTrekの本国なくせに2009年モデルの在庫が全然なく、東海岸だけでなく西海岸のTrek Shopにまで連絡したのだが見つからず。

結局eBayで出品をチェックし続けて中古を購入。高級車は詐欺も多いeBayだが、カナダのプロショップが出品していたということで、出品者の本名、職場、店舗住所、電話番号まで確認した上で購入。

色は純ブルーというよりは、水色とラグーン色系。

2009年モデルのTrek Madone 6.9 Proである。



一言で説明すると、この世で最も速く走った自転車
これでもう自分の遅さを自転車のせいにはできまい。

ちなみに2008年、2010年モデルはカラーリング的に合わない。
カラーリングを選べるProject Oneは選択オプションの中にこれといったものが見つからず。

Trek Madone 6.9 Pro 2008年モデル


Trek Madone 6.9 Pro 2010年モデル



というわけでカナダからUPS Groundを通って運ばれてきた。
というか国境で一度追い返されて結局到着までに半月近くかかった。



梱包を解く。サドルは汚れているが、それ以外は驚くほど無傷。無傷の状態については落札前に高解像イメージを送ってもらって確認済み。



ステム部分。



シートポスト部分。この赤色はOCLVカーボンのレッドを表しているのだろうか。



ホイールはこいつ。Bontrager Aeolus 5.0のディープリム。プロファイル(リム高)は50mm。スポーク数は前後共にUCIのホイール制限ギリギリの16本



ハンドルバー。こちらもOCLVレッドのフルカーボン。XXX Liteでめちゃ軽い。



デフォルトのステム長は80mm
今のSpecialized Tarmac Eliteは、S-Worksの130mmに変えているが、フレームやロードバイクの形がまったく違うのでとりあえず乗ってみるしかない。



というわけで組み立て完了。
ちなみにコンポーネントはShimanoのDura-Ace 7900系。



持ち上げ式の量りで量ってみる。



ペダルがついていない状態だが、14.6ポンド。1ポンド=453.59237グラムなので計算すると、6.622kgUCIの重量制限である6.8kgを下回る軽さ。重量制限はペダル重量が178グラム以上であればクリア。LookのKéo Blade Carbon Titaniumペダルがペアで190グラム。TimeのiCLIC Titan Carbonペダルがペアで179グラムなのでレースに出る分には問題なし。

ちなみにバーテープは出品者のプロショップで新品を巻いてもらっている。



このロードバイクはほぼ新品といえる綺麗さなのだが、実はホイールに痛いダメージが見つかった。次回に続く。


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