ロードバイク用フロアポンプ買い換え検討

フロアポンプを新調した。
ロードバイク用といってもロードバイク専用というわけではないのだが、これまで使っていたのはライド仲間のTさんから譲り受けたSchwinnのものだった。

そもそもの話をすると、自転車のタイヤ(正確にはチューブ)の空気入れには大きく分けて3種類のバルブの規格がある。アメリカ式のシュレーダーバルブ、フランス式のプレスタバルブ、イギリス式のダンロップバルブだ。

このうちシュレーダーバルブは自動車のバルブと同一で、自分が持っているTrek FX7.1のクロスバイクもシュレーダーバルブだった。イギリス式はママチャリ等で使われていて高圧非対応。一般のロードバイクのタイヤは基本的にプレスタバルブのみである。


■フロアポンプ新調理由その1

この点、Schwinnのフロアポンプは、プレスタバルブに使うにはアタッチメントをバルブ側に装着してからでなければ空気を入れることができなかった。一見たいしたことないように思える手間だが、これが毎回ライド前に空気を入れるとなると意外と大きな差になってくる。特に早朝ライドなどをするときは眠い体を起こすために少しでも早く走り始めたいのに億劫な作業となる。


■フロアポンプ新調理由その2

さらには元々プレスタバルブはサブ的な扱いなのか、高圧対応が微妙で、高圧になってくるとポンプの空回りが大きく、場合によっては50回くらいポンピングしないと空気が入りきらないこともあった。さらにはその(フロアポンプ側の)空気漏れのせいか、大音量のプシュンッという音が響くので家族が寝ている朝にはよろしくない。


■フロアポンプ新調理由その3

もうひとつ大きな理由としては、新しいホイール(この先のエントリで詳細記載予定)は50mmのディープリムなのでバルブ長が長いチューブを用意しているのだが、プレスタバルブ標準対応のポンプヘッドであれば使えるバルブ長であっても、例のプレスタバルブ用アタッチメントのせいでそれよりも10mmくらい長いバルブ長が必要となる。そんなことのためにバルブ長の条件が厳しくなるのもアホらしいというのが、フロアポンプ新調の一番の理由かもしれない。


というわけで購入条件は以下の通り。

 1.プレスタバルブに標準対応(アタッチメント不要)していること
 2.高圧でも問題なく空気を充填できること
 3.気圧メーターが上部(ハンドル付近)についていること
 4.できれば気圧メーターリセット機能があること


��は買い換えのきっかけにもなった最重要条件である。
ところが探してみると、プレスタ専用というフロアポンプがかなり少ない。

基本的にどこのメーカーも呼び名は違えど、一つのポンプヘッドでプレスタバルブとシュレーダーバルブを自動判別して対応してくれるというもので統一されている。ところが海外や日本のレビューなどを見てみると、「正しく認識してくれない」「自動判別の部分が壊れた」などのコメントが目立ち、ぶっちゃけ、そんなことのために品質を落とすくらいならロードバイク用ということでプレスタ専用(他のバルブ非対応)のフロアポンプにしてくれればいいのだが、そういうのはあってトラック競技用のものとかである。

少なくとも当初の目的だったアタッチメント不要という条件はクリアできるので、そこは自動判別式を選択することにして、次は2の条件であるが、これはそれなりに上位モデルのフロアポンプであればどれも対応しているようである。この点、Amazonのレビューなどではロードバイクに限らずいろんな種類の自転車でのレビューになっているので注意が必要である。

次に3だが、これが意外と使ってて嬉しい。
手前にメーターがあるので現在気圧が確認しやすいのである。
ちなみにSchwinnのものは足下に付いていた。

��はどうでもいい機能かもしれないが、あるにこしたことはないといったところか。気圧を最初からはかりたいときとかに使ったりしているが、そもそも気圧メーターがしっかりしていれば、そこまで必要性は感じないかもしれない。

ということで長くなってしまったので、新しいフロアポンプとその画像、感想は次回に続く。


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