あれ、またBike Expo行ってんのかと思われた方もいるかもしれないが、前回行ったのはBike Expo New York、今回はNYC Bike Expoである。
その紛らわしい名称に自分も最初はどっちがどっちだかわからなかったものである。
そんな貴方(?)のために、端的に両者の違いを述べると、Bike Expo New YorkはFive Boro Bike Tourのチェックインイベントとして行われ、ブースの出展はアメリカ系ブランドが中心。一方で、NYC Bike ExpoはGran Fondo New Yorkのチェックインイベントとして行われ、ブースの出展はイタリア系ブランドが中心となっている。
そもそも、グランフォンド自体がイタリア発祥の自転車イベントで、グランフォンドニューヨークのキャッチフレーズが「Italian cycling culture to the world's greatest city」である。
各種イタリア企業が協賛し、ピナレロが中心になってイベントを展開。優勝者にはピナレロのロードバイクがアンドレア・ピナレロから手渡しされる。ちなみにアンドレア・ピナレロ自身も走っており、昨年は成績リストで彼のタイムも他の参加者と同様に貼り出されていた。
ということで会場のPenn Plazaへ。
Penn Plazaはペンステーションの向かい側にあるHotel Pennsylvaniaと同じ住所なのでホテルの中へ。

が、ドアが閉じられていて、どうやら外の入口からのみ入れるらしい。

��番街沿いに出ると、すでに行列ができている。

自転車で自走してきてる人たちも多い。

自分も並んで待つこと5分ほど。屋内へ入場。

なにはともあれグランフォンドニューヨークのチェックインをする。自分の番号を確認してサインボードにサイン。

続いて受付でリストバンドをつけてもらう。

去年は防水加工が施された紙製だったのに、今年はすごくしっかりしている。

タイム計測用のチップ内蔵ゼッケンをゲットしてジャージを受け取る。メーカーはもちろんイタリアブランドのジョルダナ製。

そして小物が色々入ったバッグを受け取る。

が、このバッグも随分ちゃんとしている。昨年のペラペラのバッグ(と呼ぶのも甚だしい)とは大違いである。

デザインもなかなか。

そして中にはイタリア製の赤ワインが。飲まねぇ…。というかこんなものを作って配るくらいなら参加料を安くしてもらった方がよっぽど良いのだが…。

さらにELITE製のウォーターボトル。いらねぇ…。そもそもグランフォンドニューヨークに参加するような人でウォーターボトルを持ってない人がいるのだろうか。なんというか、ワインにしろ、ウォーターボトルにしろ、着用必須のジョルダナジャージにしろ、参加費と参加グッズという名の元にイタリア製品を強制購入させられてる感がある。

ちなみにブースにもELITEのローラー台が。

もちろんピナレロのロードバイクも。

さらにLIMARのヘルメット。なんというか、本当にイタリアメーカーが大挙してニューヨークにビジネスに来たという感じである。

ブースを見て回る。

そしてCampagnoloのEPSブース。

前回のBike Expo New YorkのシマノブースでUltegra Di2に試乗した身としては試さずにはいられない。

ということで、カンパのレコード11速EPSに試乗。

うーん、まあ変速はさすが電動というだけあってワイヤー式とは随分違うが、前回試した同じ電動のUltegra Di2と比べるとハッキリ言って違いはほとんどない。

シフティング方式は違ってカンパ式(シマノで言うSORA式)であるが、変速のスムーズさはシマノと同様。とても値段がシマノの二倍もするとは思えない…。
まあもちろん嗜好品のブランドものとして所有する喜びもあるので一概には言えないが、とりあえず自分が電動化するとしたらシマノで決まりだなと思ったのであった。(※現在使っているシマノのチェーンリングやスプロケット資産が引き継げることを考慮に入れた上である。が、考慮にいれなくてもコストパフォーマンスから言ってシマノを選ぶのだと思う)
ちなみにニューヨークらしくこんなジャージも。ヘルメットを被った自由の女神。

そして帰り際には、各国の国旗がデザインされたアームウォーマーが。70カ国以上の国から参加者が集まってるという国際大会ならではかもしれない。

会場を出るが、会社のランチタイムに抜け出してきたため、昼飯を食べている時間がない。ペンステーションということで買ってしまったものがこちら…。

クリスピークリームドーナッツのハーフダース(6個)。税込みで460円也。

ところでライダーガイドも冊子状の綺麗な体裁になっていた。昨年は(環境保護とかいう名目で)ガイドはオンラインのみで、紙ベースでは配られなかったのに比べたらえらい違いである。今回は金かけてるなぁというか、環境保護はどうしたんだというか…。

こちらはシールとコースプロファイル。ヒルクライムありで楽しそうな177kmである。

こうして事前チェックインを済ませると気合も入るものだが、今回は風邪さえひいてなかったらと思わずにはいられない。あと2日でどこまで治せるか。というか昨年は前日レースをした上で参加してたなんて今のコンディションからでは信じられないくらい絶好調だったんだなぁとしみじみ感じるのであった。
ただ、今回違うのは一緒に走る仲間がいること。
ときには中だるみして飽きもくるグランフォンドも仲間と一緒に走れば楽しさ倍増であろう。
随分、豪華な参加賞ですね。。
返信削除ジャージが強制というのも日本ではちょっと考えられない。
でも、バックといいデザインはいいですね。さすがイタリアという感じです。
一つ残念なのは、ブースの女性の写真がブレていてはっきり見えないことですww
ちなみに参加費の半分近くがジャージーとバッグとワインに消えていったんだと思います。バッグは別途40ドルで売られていたそうです。リストバンドやナンバープレートも付けているのでそれでも十分なはずなのに専用ジャージ購入&着用を強制しているところは商売目的な魂胆が見え見えでマイナスイメージですね。
返信削除ブースの女性はなかなかのブロンド美人でした。ぜひ来年のGFNYで本物を見に来てください(笑)