■純正ケース
この点、Ritchey Break-Awayを買うと、純正の輪行用ケースがついてくる。
が、かなりでかい…。
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しかも純正なのに、このサイズでは62インチの壁を超えてしまい追加料金も普通にかかる。
それに、はっきりいってこれを持っていくくらいなら、通常の輪行ケースでロードバイクを持っていくのと変わらなくなってしまう…。
ちなみに、こちらのウェブサイトの下の方では、62インチの壁を超えないようにRitchey純正の輪行ケースを改造して小さくする加工を施している。
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どちらにしろ純正ケースを使った場合はサイズが大きくなりすぎてしまい、たとえ62インチの壁を超えなかったとしてもバスや電車移動をするには難しい大きさになってしまう。
■普通のスーツケース
となると、普通のスーツケースに入れていくしかない。
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出発の二日前、フレームをバラして入れていく。
フレーム前部とフォークを入れる。
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シートポストにはポジションの高さにマーキングのテープを付けて…、
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シートポストとハンドルバーを入れる。
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チェーンリングをガードして、
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クランクにカバーをかぶせる。
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フレーム後部を入れる。
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リアディレイラーは外しておく。
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フレームにもカバーして、サイクルジャージやビブをクッション代わりに隙間へ詰め込む。
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ペダルは手荷物のリュックの中へ入れて、これでなんとか普通のスーツケースにロードバイクを分解していれることができた。
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が…。
いったいどこにホイールを入れるスペースが…。
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そう、ホイールを入れるには縦、横で26x26インチは必要になり、スーツケースの厚みも入れて考えると、ホイールを入れた時点で62インチの壁をクリアーするのは至難の業で、バスや電車移動もほぼ不可能に近くなる。
それにフライトはニューヨーク→香港→日本→ニューヨーク。片道200ドル(約17,000円)の追加料金を払ってまでホイールを持っていくのか…。
さらにカーボンホイールの輪行は強度的に破損が怖いので、持っていく場合でも、もし壊れても財布&心が痛まないような安いアルミホイールにした方がいい…。
昨年のアマチュアワールドチャンピオンシップのレースのような舞台であれば、破損リスク覚悟で持っていく気にもなるが、単なるサイクリングでそれは取れないリスクである。
そしてネットを見てみると…
かたや片道1万7千円、かたや安いアルミホイールが8千円強……。
荷物の追加料金よりも安いホイールもあるなら、いっそのことホイールは現地調達してしまおうという結論に至ったのであった。
ということで、出発前のあのエントリにつながるわけである。
懸命に取り組めば取り組むほど、どこかユーモラスな状況を生んでしまう…よくあることです(^^;)
返信削除YAHOO知恵袋より。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1452040409
この後のホイール現地調達編がどうなるのか楽しみです。
限られた時間の中でいつのまにか行きついていた必死の選択でした。(笑)
返信削除今後も旅行をするたびに輪行の問題はつきまとってきますがなんとかスタイルを確立したいものです。。。
なるほどねぇ。
返信削除そうして続きが気になります。
右往左往しましたが、おかげさまでなんとかすることができました。詳しくは次のエントリで…。
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