ボストン旅行レース付き:ボストン市内観光

レースを終えてボストンへ戻る。

天気は晴れてきたが、フレーム破損という事態に遭って気持ち的には暗雲が垂れ込んでいる

State Route 2を東へ進む。



ちなみにこのState Route 2を西にずーっといくと、去年、一昨年とヒルクライムTTに参戦したマサチューセッツ州最高峰のグレイロック山に辿り着く

ボストンに戻ったころには雨もすっかり晴れているが渋滞に巻き込まれる。



ローディーを横目にうらやましいなあと思いながら渋滞をやりすごす。



ここからは気持ちを切り替えてボストン観光。



こちらはシティスクエア。



フリーダムトレイルという路面に線がついている観光ルートに従って歩いていく。







ブロンプトンでサイクリングしている人も。



チャールズリバーに架かる橋を渡る。





川にはヨットが並ぶ。さすがはBoston Tea Partyがあった町である。



マンハッタンにもあるチャリタクシーが。でもマンハッタンよりも運転手の格好がスポーティー。



墓地(Copp's Hill Burying Ground)を見て、



オールドノース教会。



中では礼拝・・・ではなく、観光客向けのガイド的なものが行われている。



戦死者のドッグタグが並べられている。



広場を通って



ポール・リビアの像を通り過ぎ



リトルイタリー(イタリア人街)へ。



有名なペイストリーショップでスイーツを。





カノーリの種類が多く、ヘーゼルナッツカノーリをお買い上げ。







さらにロブスターテイルと名がついたチョコがけクリームパフ(シュークリーム)を買う。



ノースエンドパークという広場のテーブルを確保しておやつタイム。



傷口に甘いものが染み渡っていく。



が、食いすぎて気持ち悪くなる。

その後腹ごなしにフリーダムトレイルを引き続き歩く。



ファーマーズマーケットを通り、



ホロコーストモニュメントを見る。



これはナチスの強制収容所で米兵に助けられたユダヤ人が建てたもの。





下からは煙が出ていて強制収容所の毒ガスを表している。







気温が高いこともあり、煙はかすかにしか見えなかったが、冬になるとこの煙で真っ白になるとのこと。





その後ボストン市内を歩き



こちらの像は、ボストン市長を4期16年務めたケビンホワイトのもの。



ボストンの高層ビル群地域に入り、



今回の目的地の1つ、Omni Parker Houseに到着。



このホテルが、ボストンクリームパイの発祥地なのである。



パークストリート教会の前を通って



ボストンコモンに到着。



ボストンコモンはマンハッタンでいうセントラルパークのようなところで、ここのベンチでボストンクリームパイを食べる。



すでにスイーツばかり食べてかなり食あたり気味ではあったが食べないわけにはいかない。



が、まあこんなもんかという感じ。ブルックリンのチャイナタウンで売ってるボストンクリームパイの方が個人的には好み。

ボストンコモンを引き続き歩く。





セントラルパークに比べればかなり小さいし、起伏もなく、なにしろサイクリングロードがない



こちらのボストン発見モニュメントに刻まれた年はなんと1630年



歴史の浅いアメリカで※こんなものがあるなんて本当にボストンは歴史がある街なんだなぁと思う。(※ニューヨーク付近では100年、200年ほどのものでもすぐに「Historical district」呼ばわりをして歴史をアピールする傾向がある。法隆寺の爪の垢でも飲ませてあげたいところである)



ボストンコモンの隣りにあるパブリックガーデンに。





こちらのスワンボート。



実は縦長のボートが鎖で繋がれている。

まるで赤壁の戦いの連環の計のようである。



パブリックガーデンはボストンコモンとは違い、花が手入れされていて庭園になっている。





庭園内にはジョージワシントンの像もある。



街を歩いていると教会のカリヨンが・・・。



街中に鳴り響くベルギーのブルッヘやヘントのカリヨンを思い出す。



ニューヨークに比べてより色濃くヨーロッパ風の街並みや文化が残っている。







一方で自転車交通も多く、ニューヨークのCitibikeよりも以前から浸透しているHubwayというシェアサイクルもある。



ちなみにシステムはCitibikeと同じで変速もCitibikeと同じ3段ギア(ギア比は「軽い」、「すごく軽い」、「めちゃくちゃ軽い」の3種類)。

そしてこちらはボストンマラソンのフィニッシュ地点。



今や昨年の爆弾テロの爪痕はどこにも見られない。

夕食はモールでシーフード。



やはりボストンに来たからにはシーフードを食べねばなるまい。



ソフトシェルクラブに、



オイスターグラタン。



クラブケーキ。



帰りは地下鉄で車を停めてある場所まで戻る。



車体も駅構内もニューヨークよりボロい感じ。



まあ香港や深圳に比べたら五十歩百歩だが・・・。





こうして朝のレースはどこへやら、真夏日のボストンで一日観光を楽しんだのであった。


8 件のコメント :

  1. ボストンから帰ってきて、いまごろは次のフレームを物色しているんでしょうか(笑)
    間に合わなかったらTarmacでレースに出ることになるのかな?

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  2. ボストンのイタリア人街はNorth Endとも呼ばれています。Old North Churchの隣にある(あった)学校に3年間ほど通ったのでとても懐かしいです。その間、昼食はもっぱらピザやカルゾーネで、運動もろくにしなかったので体重は今より10kg近く重かったです。

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  3. 初心者ロードレーサー2014年5月23日 1:38

    最近はちょっとTarmacのフレームを何かに利用できないものかと考えてます。このまま眠らせとくのももったいないので。

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  4. 初心者ロードレーサー2014年5月23日 1:40

    なるほど、確かにあのあたりは橋を渡ってすぐなので北の端でした。あのあたりでお昼となるとやはりイタリア料理尽くめになるんですね。私も以前はコーラにポテチとアメリカンな生活だったので10kg以上太ってましたがやはりアメリカに来た人はみな辿る道な感じがします(笑)

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  5. ボストン観光お疲れさまでした。
    甘党なんですね。
    私もですよ。
    見知らぬ地でケーキ屋に入ってしまうのは
    ロードレーサーの性でしょうか・・

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  6. 白橙アクア2014年5月24日 11:59

    読んでるこちらもボストンを堪能できました。ありがとうございます。
    紀行エントリも毎回楽しみにしているのですが、今回は特に写真も盛りだくさんで、とても気合い入ってると感じました!
    …まるで何か嫌なことを忘れたいかのようですw

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  7. 初心者ロードレーサー2014年5月25日 1:06

    私もかなり甘党です。アルコールもタバコもやらないので逆に甘い物に走ってしまうようです。
    まあ前者2つに比べれば健康的なのかもしれませんが、脂肪と砂糖の量を考えるとけっこうまずいので自分で作ったり節制したりしてなんとか折り合いをつけてます。

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  8. 初心者ロードレーサー2014年5月25日 1:09

    ボストン紀行の雰囲気、感じ取っていただけたらこちらも長いエントリを書く甲斐があります。
    ただ楽しい観光を心がけながらも「フレームどうしよう・・・」「フレーム・・・」と常に頭の中で鳴り響いてました・・・。

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