2017年第4戦:ホワイトフェイスヒルクライム大会

レース前


朝5時起き。

買い込んだパンとバナナで糖質補給。

レース会場まで車で移動していると霧が降りている。



朝靄の中を進む。



そういえば最初に参加したときはこの道を自走してウォームアップしたものである。



小川の隣りの道になり、もうすぐ会場。



上にゴール地点の山頂が見える。微妙にまだ雲がかかったままになっている。



会場に着くと意外と寒い。

アームウォーマーやベストを着込んで準備。

自分以外はローラー台でウォームアップ。

3人ともなんと連番で並んでいる。



自分は実走で最初の平坦3マイルと上り始めの少しを試走しながらウォームアップ。

同じようにウォームアップしている人とすれ違いながらペダリング感覚、体の使い方をキャリブレーションする。

30分ほどで駐車場に戻り、いまっちさんたちと合流。

陽も出てきて暖かくなってきたのでジャージ&レーパン一枚になってスタートラインへ。

国歌斉唱が終わって号砲が鳴る・・・



レース開始 ~ 平坦区間


スタート直後、CycleOpsのP1はベアリングが固くて自動で上を向かないので、いきなりクリートをはめるのに時間を取られる・・・。



少し遅れたが最初の坂を出力を出して上りながら差を詰める。



公道に出たらそこから最初の3マイルは平坦。



多少離されつつも、集団に追いつくことができるくらいのペース。



中華ホイールは少し振れていてブレーキも効きにくく、集団の密集地点からはできるだけ離れていたい、



リムハイト21mmに加えスポーク本数が16本という最低限のホイールなので安全性は問題外。振れを直しても少し走ればまた振れてしまう。とりあえずこのレースだけもってくれと祈りながら走る。



集団の左端をキープする形で安全マージンのスペースを確保しておく。



ドラフティングの恩恵は少しは減るものの、これなら集団落車や急ブレーキが起こっても左側に避難することができる。

ふと前を見るといまっちさんとIさんはかなり前の方、

そうこうしていると上り区間開始の左コーナーが前方に見えてくる。

心配だった平坦区間を無理なくやり過ごして上り区間に突入。



登坂前半


上り始めは集団全体がかなりヒートアップしていて300W越えしても追いつけないくらい飛ばしている人もいる。



自分は今回はサイコンでのペース管理を目標にしていたので意図的に上げすぎないように抑えはじめる。

一度ペースを掴んだらあとはひたすら維持。

途中、Iさんに追いつき、「やらないか」とエールを送り、そのあとしばらくは一緒に走る。





同じようなペースで走っている人がいたら後ろについたり、



前の人がディスクブレーキだったので、後ろからディスクブレーキの構造をまじまじと見させてもらいながら走る。



登坂後半


3分の1あたりのゲートを通過。



ここから両側を木々に囲まれたコースが続く、



途中で遥か先にチラチラといまっちさんが見える。

とはいってもダンシングしている様子や、チタンバイクにグリーンのウォーターボトルでなんとか判別がつく程度。



ひたすらペース維持に努める。



後半は追いついたこの2人としばらくは3人でパックになって走る。



山頂ゴールが見えてきた・・・



が、ここからも意外と長い・・・。



山頂手前の九十九折でやや緩やかになる区間。

ピンクジャージのおっさんを抜いて女性サイクリストの後ろについて加速。



が、最後の九十九折前の急坂で力尽き遅れ出す。



さらに最後の九十九折を越えても急坂が続き、ゴール前の辛い区間でピンクジャージのおっさんにも抜かれる。



それでもゴール手前は勾配が緩くなるので気合で出力を上げてフィニッシュラインを割る・・・



こうして5回目のホワイトフェイス、初夏の大一番が終わった・・・



リザルト考察


計測でエラーがあったらしく、レース結果のリザルトが出たのは数日後。

今回はレース後にいまっちさんの予定が詰まっていたので、下山してランチを食べたらすぐに帰路についてしまったが、例年と違って待っていてもリザルトは当日発表されなかったようなので正解だった。

ホワイトフェイスは今回も含めて過去5回走ったことになるが、その中で上から3番目のタイム。

去年よりも遅かったが、微妙に向かい風だったことを考えればそれなりにパフォーマンスは維持できているレベル。

近年後塵を拝し続けてきたマイクにもなんとか競り勝つことができたので、周囲とのタイム差で相対比較すれば大健闘。

むしろ今年はトレーニング量が圧倒的に足りなかったことを考えればかなり良い結果と言える。既に6月に入っているのにこれまでロードバイクに乗ったのは5回のみ・・・。そのうち3回はレースなので、ロードバイクでのトレーニングは2月にTさんがNYに来たときのライドと前の週のベアーマウンテンライドのみ。我ながらよくこの走り込み量でこの結果が出せたものである。

これでちゃんとトレーニング時間を確保できればかなりタイムを縮めれるのではないかと思いつつ、ただそれなりにトレーニングしていた3年前と比べてもたいして変わってないことを考えれば、逆にトレーニングの量だけ増やしてももう頭打ちで変わらないんじゃないかという気もする。

しかも子どもが生まれてからは土日や自宅でのローラーは不可能に近く、時間の捻出もさることながら、安全面からもローラーができる環境にない。

ただでさえチェーンをベタベタ触って手を真っ黒にしているので、ローラー中に近づいてきたり回ってるチェーンやペダルに触ってきたらと思うととてもではないが集中してローラー練習などできない。

幸い、朝晩の通勤トレーニングで(フル出勤すれば)1週間に10回はライドできるのでそれでパフォーマンスはなんとか維持できているっぽいのが救いである。

とりあえず子どもが聞き訳がいい年になって手がかからなくなるまでは、現状維持を目的にパフォーマンスの下支えをしていく形になるのであろう。




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