香港旅行第九回:第五の刺客、北京ダックというラスボス



深水埗の屋台。



夜はこれからという雰囲気に後ろ髪を引かれながらバスに乗る。



馬鞍山に戻って朝と同じレストランへ。



そう、朝食時に広告を見て気付いたのだが、平日は北京ダックが限定で激安になっており、週末の3分の1以下、48香港ドル(750円弱)で食べれてしまうのである。



しかし、北京ダックといえば脂身の多い鳥皮を油で火入れしてパリパリした食感にするという、まさに脂と油の相乗効果、ヒルクライマーにとってはまさに天敵ともいえる料理・・・




普段ならいざ知らず、週末には日本国内最長級のヒルクライムレースを走る身としてはタブー・・・

が・・・ここは香港・・・さらに750円という激安価格・・・、



今食べずにいつ食べるのか!

ということで迷わず注文!

民以食為天である。



ちなみに北京ダックは香港では「片皮鴨」と呼ばれるが、北京では「北京烤鴨」という名称で呼ばれる。

先日中国を騒がせたニュースで、「烤鴨」といえば一匹丸ごと出てくるはず※なのに、北京で「烤鴨」を頼んだら皮だけ出てきたと怒った観光客が警察に通報する騒ぎがあった。(※もともと烤鴨とはアヒルを直火で焼いた料理のこと)



北京市の警察はわざわざテレビでその件について注意喚起を出したほどで、広い中国内での文化の違いを感じさせるエピソードである。



ということで北京ダックは皮料理なのだが、せっかくなので二食で注文。

二食といっても2倍の量が出てくるのわけではなく、一食と二食とは調理法の違い

一食では通常の鳥皮の部分だけを薄皮で包んでいただくのだが、二食では鳥皮だけなく、鳥皮を削いだあとの肉の部分も(野菜と炒めるなどして)調理して食べる。



もう北京ダックは見たくないと思うくらいまで食べて終了。

腹はいっぱいだが喉の痛みは酷くなるばかりで風邪気味段階に突入。

しかし香港滞在もあと少し、可能な限りこのまま突っ走るしかないのであった。



2 件のコメント :

  1. 今年もレースシーズンが終了して、ひたすら我慢した鳥皮が食べられる時期がついにやってきました!笑。
    チャイニーズ行きましょう!!

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    1. はい。来シーズンを気にする必要が出る前に忘年会がてらハメを外しましょう!

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