4日目はついにディズニーワールドのメインテーマパークであるマジックキングダムへ。
いつも通りディズニーのゲートをくぐる。いい加減見飽きてきた。
今回の目的地であるマジックキングダムに到着。
と思ったら、マジックキングダムの場合、駐車場とテーマパークがかなり離れており、モノレールかフェリーで移動しなければならない。それだけならいいのだが、混雑しっぱなしで、既にここで30分くらい待ちお疲れモードに。
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せっかくだからフェリーを選択。
湖の向こうにマジックキングダムのシンデレラ城が見えてきた。
やっと入り口に到着。
そこでなんと日本語のガイドが置いてあった。
日本語ガイドの裏には「日本語が話せる係員は『日本語』と名札に書いてあるので気軽に日本語でおたずねください。」「と書いてある。が、そういえばこれまで日本語を話せるスタッフに会ったことなど一度もなかった。
というかこの日もスタッフの名札を見たりしていたのだが、普通話(標準中国語)や広東語、韓国語を話せるスタッフはよく見かけるが、日本語を話せるスタッフは結局最終日のアニマルキングダムまで見つけることができなかった。
■ファストパスについて
ちなみに既に知ってる人もいると思うが、ファストパスというものがあり、Fast Passの文字通り、長蛇の列に並ばずに早くアトラクションに乗ることができる。最初ファストパスは有料かと思ったのだが、誰でも無料で利用でき、その手順は以下の通り。
��.ファストパス対応のアトラクション※の入り口で、ファストパス配布機械があるので、その機械にパークチケット(パーク全体の入場券)を入れて引き抜くと、ファストパスのチケットが出てくる。
��.ファストパスに時間帯(たとえば午後2時から午後3時までなど)が書いてあるので、その時間の間に戻ってくる。その時間までは、他のアトラクションに行ったり、土産ショップを見たりなど自由に時間がとれる。
��.ファストパスの時間に戻ってくると、ファストパス用の列に並ぶことができ、優先的に(ほとんど待ち時間なしに)乗ることができる。
※ちなみに、長蛇の列が予想されるアトラクションのみファストパスに対応しており、ファストパス対応のアトラクション=人気のあるアトラクションということがわかるので、どのアトラクションに絞って見て回るかを決めるときの参考になる。
こんな感じで待ち時間短縮をしているのは感心である。まあいわゆる整理券なわけだが、一度ファストパスを受け取ったら、そのファストパスを使うまでは他のアトラクションのファストパスをゲットすることはできない。この条件がパンフレットにはなにも書いてなく、三日目でこのルールの洗礼を受けるハメになる。
ということでファストパスの紹介をしたが、ぶっちゃけファストパスの存在に気付いたのが二日目にパークを出た後だったので、二日目まではファストパスなしのガチンコで回っていた。
というわけでジャングルクルーズのファストパスをゲットしてから一時間後の開始時間まで他のアトラクションを回る。
まずはSwiss Family Tree Houseという木の家を見る。が、これはアトラクションというより只単に家を歩いて見て終わり。
次にPirates of the Caribbeanというアトラクションで、屋内ボートに乗って海賊の砦を見る。
そしてジャングルクルーズに。
蛇がっ・・・。って偽物ですがな。
キリンやらのたくさんの動物(の偽物)が。
サイに尻を突かれている探検家(の偽物)が。というか本物を見るにはアニマルキングダムに行かなければ。
ジャングルの中には原住民が。って川口博かいな。
ということでこんなもんかという感じのジャングルクルーズを終え、お次は待望のスプラッシュマウンテンのファストパスをゲット。
スプラッシュマウンテンは水でずぶ濡れになるのが特徴。
ところが昼頃にファストパスを取ったのにかなり混んでいて、スプラッシュマウンテンのファストパス時間まで4時間近くもある。
しかたないので、隣にあるビッグサンダーマウンテンのファストパスもゲットしようと思ったのだが、上述したファストパスの制限で、スプラッシュマウンテンを乗り終えるまではファストパスをゲットできないことにここで気付く。
しょうがないので4時間他のアトラクションを見て回ることに。
まずはトム・ソーヤーのいかだというものに乗ってみる。
が、いかだに乗って戻るだけだと思ったら、離れ小島で降ろされ、そこで島のトレッキングや、洞窟探検やら橋を渡れますとのこと。
ぶっちゃけフロリダの猛暑の中歩き回る気にもなれないので早々にいかだに乗り直して戻る。
そしてHaunted Mansionに。こちらも日本にもある有名なアトラクションだが、猛暑の中で待ち続けた感想しかない。大人になった今にしてみれば何がホーンテッドなんだかわからんくらいスリルがなく、単に冷房が涼みになっただけだった。
次にMickey's Philhar Magicという3Dのムービーを見る。が、やはり3Dは自分の目にはよく見えない。
続いてSnow White's Scary Adventureという白雪姫の怖い冒険というアトラクションに。怖い冒険というから、スリルがあるものかと思ったら100%子供だましだった。
次にSpeedwayというゴーカートもどきに。ゴーカートもどきというのは、ゴーカートのようにハンドルとアクセルがありながら、横幅の可動域がレールで固定されているので自由に走れないというもの。
そこでやっと午後4時過ぎになったのでスプラッシュマウンテンまで歩いて戻る。
そしたら偶然にもシンデレラ城にミッキーたちが出没。
まだスプラッシュマウンテンまで時間があったのでショーを見る。
スプラッシュマウンテンに到着。
待望のライド。
ずぶ濡れになったライド後にビッグサンダーマウンテンでファストパスをゲット。
またファストパス時間まで他のアトラクションを見るためにパークの反対側まで電車に乗って移動。
こんな移動施設まで用意されてるとは恐るべし。
そして未来を舞台にしたエリアに到着。
ここで三大ジェットコースター(と勝手に銘々)の1つ、スペースマウンテンに。
だがすでに時間が遅いのかファストパスが終了していて(といってもビッグサンダーマウンテンのを既に持っているので取れないが)、待ち時間も90分。しょうがないのでひたすら待ち続ける。
ただ待ち時間でも待ってる間に大きいビデオゲームを遊べたり、すぐ側で既に出発しているコースターを見れたりして、待ちくたびれないような工夫がなされている点が評価できる。
と考えていた矢先にいきなり全然列が進まなくなり、ついには暗かったスペースの電気がついて明るくなってしまう。
どうやらなんか不具合があったらしく停止してしまっている。
待つこと30分、ぶっちゃけもうビッグサンダーマウンテンの時間に間に合わなくなるので戻ろうとしたそのときに再開。
復旧後もファストパスを先に乗らせていたということで、一気に進んで乗ることができた。
その足でまた列車に乗ってビッグサンダーマウンテンに戻ってライド。
その後、Stich's Great Escapeというちょっと濡れるアトラクション。
Space Ranger Spinというビデオゲーム風シューティングアトラクションに乗る。
そしてやっとディナー。
フローズンコーラとクリームチーズ入りプレッツェル。
次にAstro Orbiterという回転するアトラクションに。
夜のシンデレラ城を背景に花火が始まる。
花火の後は名物のエレクトリカルパレード。
というか自分は小学生以来ディズニーランドには行ったことがなかったのだが、昔と同じ音楽で同じようなものをやり続けているのだろう。いろいろ移り変わっていく世の中で、変わらないものがあるのはいいものだ。と思いつつ、良い商売だなぁとも思ってしまう。顧客ターゲットが子供だから、年を重ねる毎に新しい子供が新しい体験をするので、内容にそれほど変化を持たせなくてもやっていけるのだろう。
ちなみに感動したのは、パレードの最後に「To Honor America」としてアメリカの国旗のネオンが出てくることである。
ディズニーという世界観を受け入れてきたアメリカという国、ウォルト・ディズニー・カンパニーがビジネスをしてきた自分の国に対して敬意を払う。これが例の著作権法改正の政府アピールで国に媚びているという見方もできるかもしれないが、それにしても愛国心を感じずにはいられない。
アメリカ合衆国の象徴、アメリカンイーグル。
もしこれを日本でやったとしたら・・・、日の丸のネオンが出てきて、最後に日本国の象徴たる天皇の菊の御紋のでっかいオブジェが出てきたら、すぐさま特定アジアの周辺諸国から苦情が出ることは想像に難くない。
で、帰りはせっかくなので行きのフェリーとは別のモノレールで帰る。
駐車場についてもすごい人。
マジックキングダムは深夜までやっているので既に夜中。お子さんはお眠り状態。
ホテルへの帰り途中にガソリンスタンドによってエナジードリンクを購入。なんかこの上にキャップがあるタイプは見たことないなぁと思ったら。
なんと1リットルの巨大Monster(エナジードリンクの名前)が。日本でいえばオロナミンC1リットルみたいな。
感動して写真を撮っていると、後ろから来た女性も「これはスーパービッグだ」と驚いた様子。「ニューヨークでは見たことない」と言うと、「カリフォルニアでも見たことないわ」という返答が。フロリダ特製なのか・・・。
というわけでエナジードリンクに感動して終わった一日だったが、やはりマジックキングダムはディズニーワールドの本丸だけあって良かった。アトラクションに花火、パレードと盛りだくさんでフロリダに来たならMust Visitの場所である。
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