Bontrager Aeolusホイール導入記録 第四回:チューブラータイヤの装着方法

過去のエントリは↓から。

Bontrager Aeolusホイール導入記録
  第零回:Leopard Trek 2011年モデル ~Aeolusホイール年度別比較~
  第一回:エアロ装備の威力
  第二回:カラーコーディネイト
  第三回:デラウェアへの旅
  第四回:チューブラータイヤの装着方法(このエントリ)


いろいろありながらも、無事我が家にやってきたAeolus 9.0。



Aeolusのホイールは二段階構造になっており、BontragerのリムにHEDのカウルを装着している。リム部分とカウル部分の違いも目で見て分かる。



新品純正で買ったためホイールバッグももちろ付いている。この点、中古で買うと、例えばよくあるのが、eBayで状態がNewになっていても、Newなのはホイールだけで、純正バッグもスクリュー(クイックリレーズ)も付いていないということが多々あるので注意が必要である。



コルクのブレーキシューまで付いてきた。つい先日Shimano製のカーボンホイール用コルク製ブレーキシューをリアホイール用に買ったばかりだが、前後輪共に1セット付いてきたのでこれはうれしい。



タイヤはVittoriaのCorsa EVO CX-IIを。



合わせて専用のバルブエクステンダーも購入。



90mmのホイールサイズに空気入れ時のフロアポンプを付ける幅も必要になるため110mmを用意。



以前はセメントというか接着剤で付けていたチューブラータイヤも、今はいわゆる両面テープがあるのでそれで接着できる。チューブラー用両面テープといえばMIYATAのTTP-1、TTP-2が有名だが、こちらでは手に入りにくいので欧州からTUFOのものとJANTEXのものを購入。




実はAeolus 9.0以外にももう一セットチューブラーホイールがあるため、それぞれ前後輪で2つずつ購入している。



見た目はこんなに違うが、テープの長さはJantexの方が長く、700Cのホイールサイズ換算でTUFOで1本、Jantexで2本分のテープになっている。



Aeolus 9.0にはTUFOのものを選択。



ホイールに合わせて貼っていく。両面テープ兼リムテープであるため、クリンチャーのAeolus 5.0で使っていたリムテープも兼務してくれる。



貼った後の状態。まだもう一つの接着面のテープは取っていない。



タイヤを乗せる。トレッドの向きから、右側が走行(前方)方向。



チューブラータイヤはリムに乗っかっている状態のため、リムの振れ取りと同様、まっすぐリムに乗っているか、ブレていないかを確認するセンター出しが必要となる。例えばタイヤが斜めになっていたり、リムの片方に寄っていたりすればせっかくのチューブラーも走行性能が台無しになる

タイヤを乗せたら1~2Bar程空気を入れて調整に入る。VittoriaのCorsa EVO CX-IIは、接着面を中心に白くなっているため、白い部分の張り出し具合を見てチューブラータイヤのセンター出し調整ができる




といっても(パンクの不幸に見舞われない限り)一度付けたら外す機会のないチューブラータイヤだけに、センター出しはしっかりやっておきたいため、振れ取り台を利用する。



ちなみにこちらはミノウラのTrue-Pro 2。



ネットの評価はそれなりで、本格的にやるならPark Toolの方がいいとコメントされているのもあるが、決め手は重量。Park ToolのTS-2.2が18.1ポンド(8kg超)するのに、3ポンド(1.4kg弱)しかせず、六分の一である。以前自分が不在時にTacx Fortius Multiplayer(20ポンド。9kg超)が届いて家族から文句を言われ喧嘩になった経緯があるので軽いに越したことはない。



センター出しが終わったら、タイヤの空気を抜いて、両面テープの一方をタイヤとリムから引っ張り出すようにして取って(というか抜いて)いく。そして再度タイヤに空気を入れて圧着させて完了。



そしてスプロケットを換装してホイール装着。スクリューは以前のAeolusと比べてこんな感じ。下が2010年モデル。というかそれほど違わない。



ホイール全体を比べてみる。まあ年度違いとはいえ同じモデルなので基本的には一緒。まあ5.0の方はクリンチャーだが・・・。



ホイールとは関係ないが、ついでにシート高も調整。でもこれでもまだ低すぎた。



ということで装着完了。なかなかいい感じに仕上がった。というか見た目的にも戦闘力高そうである。



チューブラータイヤは接着を馴染ませるために実走する必要がある。TUFOの説明では数メートル走ればいいと書いてあるが、説明によっては30分くらい走った方がいいとされているものもある。とりあえず試走については次回に詳細を書きたいと思う。

次回、最終回に続く。


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