それがこちら、Garmin Edge 800である。
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すでにGarmin Edge 705とGarmin Edge 500を持っており、機能的にはGarmin Edge 705と同じ。
違うところといえば気温が取れること(Garmin Edge 500では可)と、タッチパネル式になっていることくらいである。
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タッチパネルは感圧式となっているため、冬季のライドで手袋をしたままでも操作ができる。
とはいえ、タッチパネルはそんなに魅力的に感じなかった。
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特にレースやトレーニング時では、せめてラップボタンくらい押せれば十分であり、スマートフォンのようにタッチパネルでいじる必要性を感じなかったからである。
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ではなぜ買ったのか、というとその理由は以前ご紹介したこちら。
「Garmin Edge 500と同じマウントだから」である。
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そんなことのために買ったのかと思われるかもしれないが(自分も思った)、脱着が容易に出来ない結束バンド式のGarmin Edge 705では、Garmin Edge 500と付け替えるのに手間がかかる(し、結束バンドのストックも足りない)。
ということで、ロングライド用のGarmin Edge 800と、慣れ親しんだコース用のGarmin Edge 500で完璧なサイコン環境が整った。っと思ったら、実際はもうGarmin Edge 800しか使っていない。
その理由はタッチパネル式による予想以上の利便性であった。
■タッチパネルの利点
タッチパネルなんてたいしたことないと思っていたが、Garmin Edge 800の画面には様々なショートカットがあり、ボタン式に比べて随分操作が楽になる。
たとえばローラーでGPSをオフにしたいときに、Garmin Edge 500では以下の操作が必要になる。
��.メニュー長押し
��.下
��.下
��.Enter(GPS)
��.Enter(GPS Status)
��.Enter(Enabled)
��.下か上(Yes/Noの切り換え)
��.Enter(確定)
Garmin Edge 800では、
��.メニューをタッチ
��.GPSのシグナルアイコンをタッチ
��.GPS Modeをタッチ
��.On/Offをタッチ
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の4操作でできる。操作の手間は約半分である。
さらに、毎回キャリブレーションの儀式がいるパワーメーターの場合も楽になる。
キャリブレーションをしたいとき、Garmin Edge 500では、以下、13回もボタンを押す必要がある。ライドをする度にである…。
��.メニュー長押し
��.下
��.下
��.下
��.Enter(Settings)
��.Enter(Bike Setting)
��.下
��.Enter(Bike 1)
��.下
��0.下
��1.Enter(ANT+ Power)
��2.下
��3.Enter(Calibrate)
一方、Garmin Edge 800では、この通り。
��.電源ボタンを押す
��.パワーアイコンをタッチ
��.Calibrateをタッチ
その操作性の差は歴然である。
ちなみにCinQoでは、ライド前とライド後のキャリブレーション値の差が+-50以下であることを推奨している。ということは正確にパワーを測定したければ毎ライド前後に行う必要があり、操作の手間はかたや26回、かたや6回である。
ということで最近はもっぱらGarmin Edge 800なのであった。
■画面表示
GPSの地図表示機能を備えたGarmin Edge 800。
日本地図広域を見ると、ちゃんと「日本海」の「Sea of Japan」表記。そしてなぜか、表示地名が、「東京」(これは納得)、「大阪湾」(なぜ「大阪」ではないのか…)、「新潟」(いや、もっと表示すべき大都市が…)、そして「津軽海峡」である。どういう基準やねん…。
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こちらは表示画面。
変えたいマスをタッチするだけで表示内容を簡単に変えることができる。
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ちなみに壁紙も変えることができる。写真は去年ベルギーのブルッへで撮った愛車。
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なにはともあれ、操作性は非常に改善されていると思う。
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