2回目のCat4レースとなるが、前回はチームメイトのマイクの優勝がかかったシリーズレースの最終戦ということでチーム戦であったのに対し、今回は特にチームで組んで走るわけでもないのでCat5の延長のようなイメージで走る。
今回の目的は2つで、1つは事故後の体調でレースを走るのに問題がないかの実践チェック。もう1つは、前回はチーム戦で自分のペースを保たず、最初からアタック&最後には千切れてしまった上に、ホイールの提供でリタイアしたため、純粋にソロレーサーとしてCat4を走ってみて、ついていけるレベルかCat4の強度を確かめることである。
いつものようにレース会場に到着。
ゼッケンを付けてスタートラインに並ぶ。
が、いつもと違うのはやはりチームメンバーという知り合いがいること。クレイトンやエリック、ジョン、マッケイなど顔馴染みの面々と挨拶し合う。
レースがスタート。Cat5が5周に対し、Cat4は8周。
周回数が多いせいか、一周の強度自体はCat5のときと大差ない感じ。ただ逆を言えば、Cat5と同じペースでCat5よりも長い距離を走り続けるということである。
これからCat4のレースは何度もあるので、まずは慎重に慎重に走ってCat4の強度、流れ、ペースを確かめておきたい。
ということで序盤は集団の後ろで様子を見ながら走る。むしろ一歩引いてみた方が全体の動きが分かって客観的な視点でプロトンを見ることができる。こちらの写真の一番後ろにコバンザメのようにくっついているのが自分。
集団は途中の4周目でペースを上げる。先頭でアタックでもあってペースが変わったのだろうと、ひとつの大きな生き物と化した集団の意思を感じ取りつつ走る。
5周目でジョンが失速してリタイア。後で聞いたら、チェーンとギア付近のメカトラブルだったそうである。
残り2周になり、自分もそろそろペースを上げていこうと前に出だす。
が、そもそもフィールドのレーサー数がCat5より多い(Cat5の上限は50人に対し、Cat4は80人だったり100人だったりする)ので、レーサーで詰まっていて前に上がれない。弱虫ペダルにあったように、まるで関所である。
しかもふらふらしているレーサーはまだいい方で、登坂中に自分の体を手のひらで横に押したり、ダウンヒル中に後ろから隣のレーサーとの隙間に入ってきたりと危ない動きをするレーサーがいて、危険を感じて彼から離れる。案の定前の方でも強引な割り込みをして言い合いになったりしていて危なっかしい。
そんなこんなでポジション取りに苦労している間に最終ラップの最後の下りを終える。
最後のスプリントを迎えて集団も加速し、自分もその流れに乗って前に出ようとする。
が、前は30人ほどのレーサーで埋め尽くされ、入り込む隙間がない。
一方で、すぐ前の列はすでに力尽きているのかスピードが伸びず、先頭との差は開くばかり。
ちょっと強引であるが、隙間に突っ込んでクラッシュを引き起こすよりはと思い、道路脇のコーンから少しはみ出しつつ、路肩から回り込んでコースアウト気味に一気に前の列を抜く。
が、時既に遅し。
さらに何人か最後の緩い上りで抜くものの、先頭は遠く、全力スプリントもお預け。チームメイトのマッケイはスプリントに参加していたが、自分はゴール時の写真でも確認できずである。
おそらく25位付近でゴール。
まあ元々コンディションチェックの意味も込めて走っていたし、Cat4の強度に十分ついていけることが確認でき、当初の目的は達成できたので、一応及第点というところか。
レース後、チームメイトで集まって談笑。
その後フォトグラファーのビクターとも近況を話して家路に就いた。
次のレースは一週間後なので今回のレース内容を踏まえて戦っていきたいと思う。
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