Garmin Edge 800の誘惑

実はGarmin Edge 800を購入しようかどうか迷っている。



今年はアメリカ国内でニューヨーク市以外にも遠征しようと考えているのだが、初めて走るコースの場合、Garmin Edge 500よりも地図付きのGarmin Edge 800の方が都合が良いのである。

もちろんグランフォンドニューヨークといった大きな大会であれば地元警察やスタッフの誘導もしっかりしており迷うことはないが、単なるナビゲート機能以外の利点がそこにはある。

例えば初めて走るコースでタイムを競っているダウンヒルの最中に、次のコーナーの深さがどのくらいかが直前に手元のサイコンで確認できるのは大きな強みになる

実際、ベルギーのレースでは通常使っているGarmin Edge 500を外してGarmin Edge 705を装着していった。

おかげで、試走もなくぶっつけ本番で臨んだものの、減速がどの程度必要なコーナーなのか、目の前のコーナーの先は見えないが減速無しで突っ込んでも大丈夫なのかを都度把握でき、片目の視力がなくなっていたにも関わらず無事にレースを終えることができた



じゃあ、Garmin Edge 705を使えばいいだけじゃないのかと言うとその通りで、ぶっちゃけある一点を除いてGarmin Edge 705で十分なのである。

その一点とは、結束バンド固定の専用マウント

Garmin Edge 500以降はゴム&ねじり固定式のマウントになっており、Garmin Edge 800であれば、Garmin Edge 500とマウントを共有できるのである。



たいしたことないように思えるが実は結構面倒くさく、結束バンドは基本的に使い捨てな上、Garminの結束バンドは微妙に太く、99セントショップ(日本の100円均一のようなもの)で結束バンドセットを買ったりもしたのだが微妙に幅が合わない

それに衝撃を吸収するせいかゴムの方が頑丈なようで、以前ブルベ中に橋の欄干に激突したときは、Garmin Edge 705の結束バンドでは耐え切れず、引き千切れた挙句に橋の下の川辺にまで吹っ飛んでったことがある。





一方で、Garmin Edge 800のそれ以外の新機能(タッチパネルとか、綺麗な画面とか)にはあまり魅力を感じていない。

基本機能を他のモデルと比べても、特に革新的な機能が追加されているわけでもない。タッチスクリーンもNice to haveで、Must haveの機能ではない。

モデルEdge 200Edge 500Edge 705Edge 800
本体サイズ48x69x21cm48x69x21cm51x109x25cm51x90x25cm
画面サイズ30x37cm30x37cm35x44cm36x55cm
重量58.5g56.7g104.9g98g
バッテリー時間14時間18時間15時間15時間
GPS
ホットフィックス
心拍数オプションオプションオプション
スピード、ケイデンスセンサーオプションオプションオプション
カロリー表示
ANT+ パワーメーター
気圧高度計
バーチャルパートナー
オートラップ
アラート
カスタムワークアウト
コース
ラップ履歴130時間1000時間1000時間1000時間
心拍ゾーン555
パワーゾーン777
自転車プロファイル333
地図表示・ナビゲーション
標高ページ
microSDカード
気温
マウント方式ゴムゴム結束バンドゴム
その他タッチパネル


となると、「マウントのためだけに数百ドル出すのか?」と自問自答すると「いやいや、そりゃないわ」と思ってしまうのである。

とはいえ、新しいコースのレースに出れば出るほどGarmin Edge 500との付け替えは頻繁に行うことになるので頭を悩ませるのであった。


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