途中で青信号を直進中のところ、駐車状態からいきなり左折※してきたダンプカーがいてヒヤッとしたが、お互いブレーキを踏んだので何事もなく通過。交通法規云々以前に片方だけルールを守っても油断できないので怖い。
※日本と逆で右側通行のアメリカでは、左折は日本の右折に該当。もちろん直進車輌に優先権あり。
ということで元のノーマルクランクに戻したクランクの調子を確かめつつ、プロスペクトパークを軽く流してグランドアーミープラザに到着。
既に試し乗りをしている人たちがいる。両側のシートステーにリアランプ(おそらくダイナモ式)が埋め込まれている。
折しもグランドアーミープラザはファーマーズマーケット(農家直送市場)中で、見あたらないので、先程の試し乗りの人たちに場所を聞いて向かう。
その途中でチームメイトのジェフから声をかけられる。というか、今日はレースでも練習でもないのでチームジャージを着ていかなかったのだがよくわかったものである。
ラテン系アメリカンの彼は、カテゴリー4に上がったのは自分より後ではあるが、ニューヨーク市外のレースにも参加し、カテゴリー5で優勝したこともある実力派。早朝トレーニングチームメイトの1人でもある。
今日は娘と一緒にファーマーズマーケットを散歩中らしい。彼も明日のレースには出るそうで、ベルギーの遠征の話しなどもする。彼からもバイクシェアの場所を聞いて引き続き向かう。
そして案内板を発見。
自転車の交通手段の利便性をアピール。ぶっちゃけ碁盤状になっているマンハッタンでは、地下鉄は縦の移動くらいでしか使えず、横の移動はバス、斜めとなると公共交通手段はないに等しい。北西から南東はブロードウェイがあるおかげでなんとかなるが、特に北東から南西に行くのは大変である。まさしく、地下鉄、バスがカバーしていない地域をカバーするという点で公共自転車レンタルシステムは最適である。
サンプル自転車の数々。今回の遠征で試乗したルクセンブルクやブリュッセル、アントウェルペン(アントワープ)の自転車と違い、カラーリングがバラバラなのがニューヨークらしい。
ぱっと見た限りでも、以下の公共自転車要件(自分が勝手に決めた)を満たしているので合格であると思う。
■公共自転車に求められる要件
・トップチューブがない、または低いこと(スカートの女性でも跨ぎやすい)
・シートピラーがクイックリレーズ式であること(その場でサドル高の調節ができるので様々な身長に対応)
・チェーンカバーがついていること(女性やスーツで乗っても汚れない)
・泥除けのフェンダーが前後輪についていること(同上)
また、画像には写ってないが、3段変速であった。
ちなみに返却方式であるが、ルクセンブルク、ブリュッセルはフレームをスタンドに固定する方式、アントウェルペンはハンドル部をスタンドに接続する方式だが、ニューヨークのレンタル自転車はフロントホイールをロックする方式になっている。
こちらがレンタルスタンド。クレジットカードで登録可能で、もし返却されなかった場合のためのデポジットは101ドル。150ユーロ取られたヨーロッパよりも安い。
ロードバイクは、とてもではないが路上駐輪はできないので、レース用ではなく、移動用として使うときに自分もぜひ利用したいので、開始が待ち遠しい。
個人的には、ちょっとした移動や、地下鉄、バスとの複合利用、オフィスのランチ時に遠くの店まで行けるなど、期待が膨らむ。
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