パイオニアのパワーメーター
このブログで最初に取り上げたのは2011年の1月。あれから2年半以上経ってやっとである。
サイクルコンピューター「SGX-CA900」と、ペダリングモニタセンサー「SGY-PM900」
ペダリングをアナログ時計の時間にたとえるのと同じように、12箇所でのトルクのベクトルを表示してくれる機能はまさに秀逸。
さらに12箇所でのベクトルチェックは、Cyclo-Sphereというオンラインサービス(Garmin Connectのようなもの)で後から分析することが可能。
ただ、公式ページによると、対応しているクランクはShimanoのFC-9000(SGY-PM900H90)と、FC-7900、FC-7950(SGY-PM900H79)のみ・・・。
もちろんQ-Ringsの楕円クランクには対応しておらず・・・。
そういえば日本に置いてあるRitchey Break-AwayにDura-AceのFC-7900をつけているのでそれで使えないこともないが、まあしばらくはお預けであろう。
サイクルモードで試してまいりました!ペダリング効率は平均で53%ほど…去年から進歩してないorz
返信削除でも左右のパワーバランスがほぼ50:50だったのは良かったです。去年ペダル型試したときは、へたすると40:60とか出てたので、普段それなりにイメージしてローラー回してたかいがありました。左右のバランスなんて、マシン解析でもなきゃまず分からないですよね…。
矢印でベクトルが出ると、私みたいなド素人でも非常に短時間でペダリングの修正が出来ます。本当に素晴らしいシステムだと思います。
よし、DURAACE導入だ!(そこから?)
おー!うらやましい!欲を言えばTraining Peaksのようにプロの実際のレースのログ結果とかを公表して欲しいですね。空気抵抗ではベストなポジションでも力の出し方や身体構造の関係で実際のタイムにとってはベストなポジションではないように、ペダリング効率100%(だったり真円ペダリングだったり)=ベストなペダリングではないと思うのでツール走ってるプロがどんなペダリング効率やトルクのベクトルで走ってるのかデータを見てみたいものです。
返信削除そういえばインストラクターの方が、ある程度のトルクがなければワット数は正しく表示されない的なことを言われてました。
返信削除考えてみればクランクのひずみを利用して出力を計算するのだから、当然といえば当然。
使う筋肉によって筋持久力が異なることや、空気や坂での抵抗などもあり、ペダリング解析付きパワーメーターといえども全能のトレーニングツールではないということなのでしょう。
しかしロードレースが今後も「人間がするスポーツ」であることは、逆に嬉しくもあったりします。
…ちなみに、幸運にもGTローラーで試すことが出来ました。これはかなりの実走感です。
ttp://www.growtac.com/?p=1867
たしかにトルクのベクトルは表示できても、どの筋肉が使われているかは表示できないですね。角度によって使われる筋肉はだいたいわかっていても力の入れ方やポジションで変わってきますし。まあ筋肉なんて疲れ具合や実感をもとに肌感覚でわかるかもしれませんが。っていうと、トルクのベクトルやペダリング効率も、スピードに反映されてるかどうかを感じることができれば実感できないこともないですね。。。全くサイコンを使っていないのにレースで表彰台に上がってる方がいますが、サイコンの数字に頼れば頼るほど肌感覚が鈍くなっていく不安があります。
返信削除それにしてもGTローラーなんて存在を初めて知りました。これ、いいですね。説明にあるとおり、固定ローラーと三本ローラーの長所を活かすことができそうですね。