9時閉店の野牛單車鋪(以前ご紹介した自転車ショップ)に間に合わないと思ったが、ギリギリ間に合いそうなので今朝買えなかったGarminマウントとヘルメットを買いに行く。
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Bar Flyが安かったのでまたもやBar Flyを買ってしまう。2.0になっていたが1.0との違いは微妙に付ける位置を変えれるところか。
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去年買ったParktoolの携帯工具は今年持ってくるのを忘れてしまったため、Lezyneの携帯工具を買ってしまう。ニューヨークに持ち帰ると忘れてしまうからもう香港に置いていくようにしよう。
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そしてヘルメット。
在庫が少なく、合うものも少なかったので、こいつになってしまった。
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ウベックス(UVEX)のRace 5というトップモデル。今回買った自転車本体の半分以上の値段がするということで明らかに金額バランスがおかしい・・・。
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しかもチームに所属するようになってからはプロチームのレプリカものを買うこともなくなったのだが、今回買ったのはFDJのチームモデル。
まあ時代は違えどFDJということでクリストフ・バッソンスへの敬意を込めてということにしたい。
■クリストフ・バッソンス
クリストフ・バッソンス・・・。
そう、覚えている人もいるかもしれないが、1998年のツール・ド・フランスでフェスティナがチーム丸ごとドーピング違反でしょっぴかれたときに1人だけ正義を貫き通した選手である。
ドーピングという闇の力に屈しなかった男、クリストフ・バッソンス~なぜ正しきが責められ引退にまで追い込まれたのか?
ツール開催中に起こったフェスティナ事件の後、選手達がストライキ等で反発し、テレビでも「英雄たちの夏物語」として盛り上げるだけ盛り上げた。
が、結局上位陣は真っ黒だったことはご存知の通り。本当の英雄は囃し立てられたパンターニでもウルリッヒでもなく、バッソンスだった。
パンターニ、ウルリッヒの尿サンプルから禁止薬物EPOを検出 1998年ツール1位、2位の検体
そんな中、クリストフ・バッソンスは1999年のツール・ド・フランスにFDJから出場。
1999年は「Tour of Renewal」としてフェスティナ事件、ドーピングからの決別が掲げられたツールであったが、メディアの煽りとは逆にドーピング文化が全く変わっていない実情を嘆いてドーピングが蔓延する事実を訴えた。
が、もちろん上位陣はドーピング選手ばかり。暗黙の了解である「紳士協定」を破り、真実を訴えた「非紳士」のバッソンスは総スカンをくらい、チームメンバー含めたプロトン全体から徹底的に無視されるという虐めに晒される。
全選手から無視され、からかわれ、途中でツール・ド・フランスをリタイア、その後もわざとクラッシュさせようとしてくるなど、悪質な嫌がらせを受けプロレース界から去ってしまった。
フランス青年・スポーツ相のマリー・ジョルジュ・ビュフェ大臣(当時)など、バッソンスを支持し、悪質なプロロードレース界自体を批判する味方はいたものの、ドーピングが「正義」となってしまったこの一件。
結局、タイラー・ハミルトンも、ランス・アームストロングも14年以上経った今更になってバッソンスに謝罪したのではあるが、それすらもドーピングを認めた後に謝罪することで彼らのイメージ払拭に利用された感がある。
ということで過去の英雄に想いを馳せながら自転車ショップをあとにして油麻地から旺角のレストランに向かった。
■上海料理
その後待ち合わせに大幅に遅れて上海料理の店に。
とりあえず麻婆豆腐に
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紅油炒手
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こちらの擔擔麪はまあまあ。
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そんなこんなで疲れきった香港の初日が終わったのであった。
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