タイムトライアル第二戦:秒を争う世界と見えてきた頂

タイムトライアルの結果が届いたが、結果はNon-TTバイクのカテゴリーで5位。

ちなみにいまっちさんは3位で4秒差、4位とは3秒差であった。

これまでタイムトライアルは何度も走ってきたが、ここまで僅差で明暗が分かれたのは初めて

曲がる箇所やゴールを間違えなければ表彰台に上がれてたかもしれないと思うと悔しくもある。

が、そういった経験の差も含めて、この結果が今の実力の全てである。


ただ今回はどちらかというと悔しさよりも嬉しい気持ちと希望の方が大きい。

というのも、いまっちさんには後塵を拝したものの、2人とも全体での順位を上げている。

まさしく前回のタイムトライアルのときに書いた「競い合いながら双方ともにレベルが上がっていくことで、それ以外の競争相手に対しても上をいけるようなイメージ」という理想形になったレースであった


ちなみに1位、2位には1分以上の差をつけられた。

1分差となると、小手先のテクニックでどうにかなるような差ではない

が、雲の上の世界でもない

1つか2つ、殻を破れれば差を縮めていける希望もある。

Excelで簡単に作ってみたが、自分にとってロードバイクで成功するため※に重要な要素とは以下のピラミッドで表すことができる。(※「勝つため」といいたいところだが、この要素は勝ち負けに関係ないファンライドにもいえることなのでこういった言い回しにしている)



改めて詳しく解説したいところであるが、とりあえずそれぞれの要素を高めていって、1秒1秒を詰めていくことになる。

特にテクニックの部分では導入したばかりのパイオニアのペダリングモニターに殻を破ってくれそうな期待を抱いている。追々触れていきたいが、まさに自分のペダリングを丸裸にしてくれるすごさがある。



さらに機材の面でも、今回はスキンスーツとホイール以外はヒルクライム用に最適化した装備で走ったので改善の余地があるかもしれない。

この点、もともとはタイムトライアルバイクが欲しいなぁーなどと思っていたが、こうしてみると、Non-TTバイクのカテゴリーというのは実はとても奥が深くて遣り甲斐のあるカテゴリーだと思う。

タイムトライアルバイクは走る場所や機会が限られてしまう一方で、普段走っているロードバイクで極限まで速さを追求していくという面白さがある。


また、タイムトライアル自体、以前はヒルクライムレースのスケジュールの間に入れるウォームアップ程度にしか考えていなかったが本腰を入れてやっていきたいと思わせてくれた。

体格的にも小柄な自分(というか大半の日本人)は大柄でガタイのいい欧米人に対してタイムトライアルは不利であると思っていた。

が、前回は1位と1分10秒差、3位とは19秒差。

今回は1位と1分15秒差、3位とは4秒差である。

むしろ体格差のあるパワフルな相手を追い落として行くのはそれはそれで気持ちいいものがある。

結果を見る限りではタイムトライアルの世界でも十分戦っていけるだけの感触を掴むことができた

ヒルクライムシリーズ以外にもタイムトライアルシリーズへの本格参戦をしたくなってくる。


とはいえ、ウェイトパワーレシオ的にもヒルクライムに分があるのは確かであろう。

となると再来週のヒルクライムTTが楽しみである。

ヒルクライムメインのTTでどこまで上位陣に肉薄していけるか・・・。


だって・・・







2 件のコメント :

  1. 白橙アクア2014年4月20日 11:45

    前回エントリのベクトルを見ると「よって俺のペダリングは完璧であった。Q.E.D」って感じに見えなくもないですが…w。
    弱虫ペダル、盛り上がってきましたね。「弱虫ペダル界のテリーマン」こと新開でしたが、弟君はどれほどのものでしょうか。
    …でも個人的には、荒北&金城がどんな走りをするかも早く見たかったりします。

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  2. 初心者ロードレーサー2014年4月22日 1:34

    いえいえ、前回のベクトルはちょうど良かったときの図で平均で見るとまだまだ改良の余地ありまくりです。逆にその方が改善幅が大きいので遣り甲斐(というか買った甲斐)がありますが。
    弱虫ペダルはやっと2年目インターハイ突入ですね。このまま少年漫画の王道的にいくと、今年は箱学が買って、次の最後のインターハイで決戦という形になるのかもしれませんが、ここはやはり(少年からは遠ざかりますが)大学学連編、プロ編等々突き進んでもらいたいものです。

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