ステム交換に至る経緯
これまでタイムトライアルを走っていて、ハンドル位置が近いせいで上半身が窮屈になり、本来なら背中を真っ直ぐにしたいのに無理矢理猫背になっているような状態になっていた。
ちなみにウェイトトレーニング経験のある方にとっては常識だが、猫背の状態で股関節、膝関節の伸展(スクワットやデッドリフト、レッグプレス)を行うのは問題外。
高重量を扱わないのであれば問題が顕在化しないのでわかりにくいが、腰にジワジワと慢性的な故障原因を蓄積させることになりかねない。
ウェイトトレーニングではリフティングベルトを使って腹圧をサポートすることができるが、自転車では自前の腹圧で体幹を支えないといけない。
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ということで上半身の姿勢を確保することは長丁場のタイムトライアルになるほど重要になってくる。
完成車についていたのは90mmのステムだが、自分は前乗りであることに加え、足が短く胴が長いという黄色人種の特徴がバリバリ出ているため短く感じてしまう。
ヘルメットやシューズにアジアンフィットがあるように、欧米人向けジオメトリの自転車であれば、むしろアジア人の人種的な体型特徴に合わせて調整しないと無理して乗っていることになりかねない。
写真には黒人、白人、黄色人種の3人の女性が写っている。3人とも同じ身長、肩の高さも同じだ。しかァし!! 胴、お尻、そして足に目を持っていくと……この三者のスタイルは全く異なるのである。
カモシカのようなスラっとした足に高い位置のヒップを持つ黒人女性、黒人よりはヒップの位置は下がるが、それでも長い足の白人女性、そして我らが黄色人種は……ええい、皆まで言うまい!
黒人・白人・黄色人の女性のスタイルが一発でわかる画像
ステム交換
こちらが完成車についていた90mmのステム。
そしてこちらが今回入手した130mmのステム。20グラムの増量。
ちなみにeBayで中古を40ドルで購入。
変更前。
90mmステムにハンドルバーもしゃくり気味。
変更後。
130mmステムでハンドル高をコラムの一番下まで下げ、ハンドルバーは送り気味に。
うーん、コラムカットしたい・・・。
試走
40kmのタイムトライアルが来週土曜日なのでその前にポジション確認をということで、今朝試走がてらいまっちさんたちとライドする予定だったが、朝起きたら鼻水が止まらない・・・。
今週はずっと雨模様で小雨の中を通勤していたのでどっと疲れが出たのかもしれない。
体調を崩したのが平日じゃなくてよかったと考えてしまうあたり、社畜根性丸出しで情けない・・・。
年を取ってからは風邪が長引くことが多く、ここで無理して風邪引いて、来週土曜まで直らなかったら元も子もないのでライド見送りの連絡をいまっちさんにして再度ベッドで休む。
が、横になっているといろいろ考えてしまう。
明日は朝から予定が入ってるので走れず、となると今日が事前に試走する最後のチャンス・・・。
ステムの長さも、ハンドル高も大きく変えているので、さすがに試走なしのぶっつけ本番で40kmタイムトライアルはリスキー・・・。
少し意識が飛んで、再び起きると8時過ぎでまだそんなに経っていない・・・。
体調を悪化させるとしたら汗かいて冷めてを長時間繰り返すことで、逆に短時間にぱっと汗かいてすぐにシャワー浴びるなら大丈夫かもしれない。
ということで思い直して着替えて少しだけ試走。
服を脱いで鼻かんで、レーパン履いて鼻かんで、ジャージを着て鼻かんででやはり体調は悪い・・・。
9W※を20分ほど走ってポジションを確認(※ナインダブリューという国道の名称、ニューヨーク近辺のローディーのトレーニングルートとして有名。決して出力9ワットを20分間続けたわけではないので注意)。
すでに集合時間を随分すぎているのでいまっちさんたちは遙か前だろうが、こんなときGarmin Live Trackingがあれば相手の場所がわかっていいだろうなぁと思う。
とりあえずポジションは良さそうな感触が掴めた。
ただこれだけハンドルを前に出して低くすると、さらに前荷重になるのでフロントのZIPP 808は厳しそう。
そもそもノーマルのロードバイクをできるだけTTバイクのジオメトリに近づけようとしている(シート角相当を垂直に近く、ハンドルを低く前に)ので、バランスが悪いことこの上ない。
横風がなくても大型車が隣を通ると気流を乱されてハンドルを取られやすい。
前回の40kmタイムトライアルでも過積載車輌が横切ったり・・・
めっちゃ気流が乱れそうな車高の高い車が走っていたのでフロントはAeolus 3 D3のカーボンクリンチャーでいこうかと思う。
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