vívosmart HR到着
前回16種類のvívoシリーズの中から選びに選び抜いて購入したvívosmart HRが到着。
箱なし、説明書なしの中古で買ったので同梱品は本体と充電ケーブルのみだが、お値段は2700円ほどと破格。オークションで売ることを考えなければ箱など無用の長物なのでなくてもかまわない。
さっそくGarmin Connectと連携。というかGarmin Connectと連携しないと全く意味がない活動量計となっている。
スマホから歩数や現在の消費カロリーが確認できる。
心拍計機能とサイコン連携
期待していたハートレートモニターとしての機能も十分。前回触れた通り、Move IQにより自転車ライドを自動で判別、記録してくれる。
ANT+でGarmin Edgeに飛ばすことができるし、同時にvívosmart HRでも記録されるので、「ライドのログはGarmin Edgeで、一日を通した心拍数はvívosmart HRで」と使い分けができる。
安静時心拍数も自動で記録してくれるので、無自覚のうちに疲れが溜まってないかとかも心拍数をチェックすることでわかる。
心拍計機能に見るストレスレベル
ちなみにつけていて気になったことがひとつ・・・。
土日で家にいるときの心拍数と、平日会社で働いているときの心拍数。
どちらも椅子に座ってモニターに向かっていて、身体的には同じような場合でも、オフィスにいるときは平均心拍数が高い・・・。
やはりサラリーマン生活はストレスフルで、知らず知らずのうちに命を削っているということか。
ここらへんは結局、東京で働いていても、ニューヨークで働いていても同じで、サラリーマンの宿命なのかもしれない。
いや、というより日本人としての性格と言うか気質的なものなのか、同じように労働者やっててもこちらの人は明るい人も多い。
日本は「仕事の満足度・やりがいが世界一低い国」とも言われている。
・世界仕事満足度調査では世界35ヵ国中最下位。(世界最大求人サイトIndeed社調べ)
・世界最大のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービスLinkedinの調査(2014年)においても、日本の正社員は世界26ヵ国で一番「やりがいを感じていない」という結果(withnews)に。
“仕事がライフワーク”として、人生を仕事に捧げているにもかかわらず、満足度・やりがいが世界一低いとは、何と物悲しいことか。
それに比べて、アメリカやシンガポールで一緒に働いてきた外国人たちは、いつも職場で楽しそうにしている。
世界最下位!日本人の「仕事満足度」はなぜ低いのか
今朝も雪の中を相乗り自動車で通勤し、雪の中の通勤は辛いねと話していたが、相乗りした人に別れ際「Enjoy your work!」と言われた。
自転車通勤のときはハーフライフに出てくるような、トラックが2台入る大型の貨物用エレベーターでオフィスビルの地下へ移動するが、そのエレベーターのオペレータのおっちゃんも、よく「Enjoy!」と言う。
仕事すんのに「Enjoy!」かよとも思ったが、逆に仕事だからこそ「Enjoy!」なのだろう。
「Enjoy!」以外にも、「Don't work too hard」とも言われる。これが日本なら「頑張ってください」だろうから「Don't work too hard」とは真逆。
やはり意識の方向性が違うのだと感じる。
自分は自転車通勤でマンハッタンを遠くに眺めたり良い景色の中を走っているときは気持ちがいいが、それはあくまでライド中だからであって、仕事そのものをエンジョイしているかと言われれば疑問が残る。
睡眠トラック機能
さらにびっくりさせられたのが、睡眠をトラックする機能。
睡眠時間と、睡眠中のレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)の時間を計測してくれる。
が、愕然としたのは深い眠りのノンレム睡眠が少ないこと。
7時間中、ノンレム睡眠がたったの19分・・・。
8時間寝ていてノンレム睡眠がたったの34分・・・。
9時間も寝てるのにノンレム睡眠がたったの39分・・・。
この日に至ってはノンレム睡眠なし・・・。
8時間寝ているのにまたまたノンレム睡眠なし・・・。
こりゃあ疲れが取れないはずである・・・。
ところが、この日はぐっすりと2時間20分もノンレム睡眠ができている。
同じくこの日も2時間23分もノンレム睡眠ができている。
この日は睡眠時間が6時間台と短めながら、ノンレム睡眠は1時間27分とそれなりに確保できている。
なんでこんなにノンレム睡眠が出来る日と出来ない日で両極端に分かれるのか・・・?
ここでログを見ているとある傾向に気がつく・・・。
なんと、基本的に翌日が仕事だと眠りが浅く、翌日が休日だと眠りが深かったのである。
こちらも翌日はPresident Dayの祝日で仕事がない日のログ。睡眠時間は上から2番目のログ(9時間寝てノンレム睡眠39分)とほぼ同じ9時間ちょいだが、なんと3時間38分もノンレム睡眠になっている。
なんという衝撃の事実・・・。
自分では自覚していなかったが、こうも仕事のストレスが大きかったとは・・・。
レムかノンレムかなんて寝てる本人はわからないから、てっきり毎日同じように寝てるもんだとばかり思っていた・・・。
これは「命を削って仕事をしている」というフレーズが現実味を帯びてきた・・・。
1年の3分の2以上は平日なんだから、こんな生活を何十年も続けていったらその影響は計り知れない。
もしかしなくても、仕事してるせいでかなり健康を害してるのではないだろうか。
そして仕事しなかったら寿命も長くなるんじゃないだろうか。
そう思うと、ヤングリタイア(といってももうヤングじゃないからアーリーリタイアか・・・)を本気で考えたくなってしまう。
まさか自転車トレーニング目的で導入した活動量計で人生について考察することになるとは思わなんだ・・・。
むしろ自分のために逃げ恥計算機を使うことにしよう・・・。
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