ちなみにマンハッタンのいくつかの店舗で対応しているのが、ネットで注文して、店舗で受け取り&支払いをするというもの。これであればゆっくり吟味できるし、購入時にサドル位置等を調整してもらったり、いろいろ相談することもできる。
まずは完成品ということで、メーカー、車種で悩むわけだが、悩んだ挙句出た結論は、パソコンの本体&部品の構造と一緒だということ。
元々秋葉原でパーツを買って自宅サーバを組むくらいなので、それがわかればあとは簡単。
結局、パソコンもDellとかHPとかの名前を冠していても、中身はIntelのCPUだったり、BAFFALOのメモリだったり、QuantamのHDDだったりで、サードパーティーメーカー部品オンパレードの集合体。
ロードバイクもTrek、Specialized、Cannondale、Bianchi等々あれど、その中でコンポーネントを作ってるメーカーは皆無。実際に購入したSpecializedのTarmac Eliteでも、ディレイラーはシマノ、スプロケット(リアコグ)はSRAM、ホイールはマビックだったり。
結局、完成車は数あれど、評価するには一つ一つのパーツを見て比較していくしかない。
というわけでパーツごとの評価項目表を作成し、まるでコンペでベンダー評価をするときのように比較を実施。
各得点(満点)ごとの評価項目は以下の通り。
- 25 Derailleur/Shifter
- 20 Color
- 10 Price
- 10 Frame
- 5 Brakes
- 5 Brand
- 3 Crankset
まず重要視したのがディレイラー。9速と10速の間で互換性に違いがあり換装が難しいということを聞いていたので、予め10速以上を選択。
あとはシフターも好みの問題だがSoraのようなでっぱりをカチカチやるより、STI方式の一体型の方がやりやすいと思ったのでTiagra以上は絶対。となるとその二つを満たす最小公倍数は105。詳しい解説は自転車理論の項目に譲るけど、正直、105であれば、UltegraもDura-Aceもあまり変わらないというイメージがある。
次に重視したのが色。実際の走りには物理的には関係ないが、好きなカラーかどうかというのは、乗っていたい自転車かそうでないかに直結し、モチベーションに影響するので、一番重要なエンジンにとっての重要度は高い。真っ黒だったり、灰色だったりというのも文字通り色がないので、青系+白、黒または、赤系+白、黒のコンビネーションで探す。
価格はやはり財布にダイレクトに響くものの、一度買うだけで頻繁に買うようなものでないこと、日本よりも安く買えることからそこまで拘らなかった。フレームはアルミでも選択肢としてはありだったが、一部カーボンのものを買うくらいならせっかくだから全てカーボンでという気になった。
というわけで、最終的に絞ったのは、以下の9台(評価得点数順)で、得点が一番高かったTarmac Eliteに決定。実はそこでCompactかTripleか(フロントギアが2枚か3枚か)という選択肢にも出会ったが、ここはメジャーな2枚で決定。
ここまで比較してきて思ったのは、結局メーカーの違いはフレームの違いくらいでしかないんじゃないかということ。
実は一番綺麗だと思ったのはTrek 2.1 Compact。白いボディに鮮やかなブルーが目を引く。この点、ディレイラーがTiagraだったこともあり点を得れなかったが、いろいろあとで付け替えればそれでもOKだったかと思う。(じゃあフレームだけ買えればという話しになるが。。。)
- Specialized Tarmac Elite Compact
- Specialized Tarmac Comp Compact
- Cannondale Six Carbon 5
- Felt Racing F65
- Jamis Ventura Race
- Trek 2.1 Compact
- Specialized Roubaix Comp
- Cannondale Synapse 5 Triple
- Cannondale Six13 Team 3
ちなみに下の画像は購入後のSpecialized Tarmac Eliteの本体。
微妙にサドルが通常の完成車と異なっていたりするのだけれど、
購入時のことについては「ロードバイク購入」の記事に譲ることにする。
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