フロリダ州、ディズニーワールドとユニバーサル・オーランド・リゾートの旅 vol.5 ~エプコット~

二日目。

朝起きてとりあえずディズニーワールドへ出発。

しようとしたらいきなり駐車場の目の前の木に蛇が。
フロリダって感じがしてきた。



高速道路を走っているとディズニーワールドの標識が。



ディズニーワールドの空間へ。



ちなみに、ウォルト・ディズニー・ワールドが正式名称。元々はディズニー・ワールドだったが、完成前にウォルト・ディズニーが死去してしまい、生前に果たせなかった夢のためにウォルトの名前が冠された。


オーランドのディズニーワールドは4つのテーマパークに分かれており、それぞれのパークで一日中観光をするという感じである。といっても一つのパーク内でも全てのアトラクションを見ようとすると一日では足りず、さらにテーマパークの他にウォーターパークという水上アトラクション施設も2つあるので5日間しかディズニー観光をしない今回は、人気のあるアトラクションに絞って観光する。

初日の目的地は、ディズニーワールドの中で惑星や地球、世界というキーワードを扱っているEpcotというところ。




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Epcotの駐車場へ。
ちなみに駐車料金は14ドル。
ウォルト・ディズニー・カンパニーは高い入場料を取りますが、駐車料金もしっかり取ります。



Epcotの特徴のある球体の建物が見えてきた。



ちなみにEpcotの地図。
Epcotは地球や宇宙をテーマにしたアトラクションがあり、その奥には大きい湖を囲んで各国のスペースが並んでおり、国々のアトラクションやレストランがあってあたかも万博のようになっている。



駐車場に到着。係員がセグウェイ(Segway)を使って案内している。ちなみにセグウェイとはコンパクトな一人乗り用の自動車のようなもので、なんと説明すればいいのかわからないのでとりあえず写真を見て欲しい。というかセグウェイの試乗をこの日にしているので、詳しくは後述。



駐車場はめちゃくちゃ広い。
Google Mapで見るとその広さがわかるはず。



チケット売り場。既にチケットはオンライン購入しているので、プリントアウトしたチケットで本物のチケットに引き換えしてもらう。



料金表。
ちなみに激しい価格設定をしていて、3日目以上になると一気に安くなる。
10日くらい時間をとって行くのが有利。



チケット。男性はミッキー、女性はミニーというわけではなく、ドナルドダックやグーフィーなどいろんなキャラクターバージョンがある。



入場時にカバンチェック。ここらへんのセキュリティーはしっかりしている。ちゃんとバッグの中身までモミモミ触って確かめている。この辺、ニューヨーク市図書館とかのバッグチェックより厳しい気がする。

チケットゲート。指紋をあてる仕組みになっている。これ一枚で全てのパーク有効なので、何日間も行く場合はちゃんと保管しておく必要がある。



まずは例の特徴的な球体型建物のアトラクションに。



ちなみに二人乗りの乗り物に乗って人類の歴史を見ていくというもの。乗り物に備え付けてあるディスプレイに最後に質問が出てきて、将来どんな生活をしたいかなどに答えると、その将来はこんな感じですと紹介される。そのとき言語選択に日本語もあり、中国語はなく、日本人がよく来ているんだなぁということがわかる。



人類の歴史を見ていく中でなんとタンデムがあったので思わずパシャリ。
自転車よりもタンデムを持ってくるなんてなかなか洒落ている。



まあぶっちゃけたいしたこともないアトラクションで、いきなり出鼻をくじかれたような感じだった。
一言で言うと科学館にあるような感じで、こどもたちに見せればいい教育になるだろうなと思った。大人にとっては子供だましか。

そのアトラクションの出口に多数のビデオゲームが設置されていて自由に遊べるようになっている。



カーレースだったり。



床に映し出されたボールを動かすゲームだったり。



3Dで人体の骨や内臓を配置していくゲームだったり。



脳の反応を見るとかでボタンを押していくゲームだったり。

ボールを動かすゲームは、エナジーボールを配置して都市を作っていくというゲームで、最後に得点に合わせて都市レベルの判定があるのだが、下からオーランド、パリなど都市レベルが上がっていくのだが、上から二番目がニューヨークで、一番上が東京。東京都市圏が世界最大ということはこちらでも認識されているらしい。

ちなみにニューヨーク都市圏が一千数百万人なのに対し、一都六県含んだ東京大都市圏は三千数百万人で世界最大である。といってもニューヨークに暮らして見ると、すぐ近くに森があったり山に行けたり、ビーチがあったりで、一概に都市圏が大きければ良いとはいえないことがわかる。

脳の反応をテストするというゲームは3部構成で、その中の一つが、ボタンのリズム音の順番を記憶して、その通りにボタンを押すというもので、段々記憶するボタンが多くなっていく。というか関口博の東京フレンドパークと同じである。一緒にいた中国人は「これは今までにないゲームだ」と嬉々として遊んでいたが、「こんなの関口博と一緒だよ!」と叫んでも理解してもらえないので渋々付き合うことになる。というかディズニーまで来てビデオゲームで時間を浪費していくとはなんと勿体無いことか。

早く次のところに行こうと急かして外へ。



続いて行ったアトラクションはStormを体験するというもの。



3Dのメガネをかけて、嵐で家が壊されていく様子を見る。
ちなみに近頃のはやりなのか、3Dフィルムやらなにやらというのが、今回の旅行中山ほどあった。が、自分は乱視のせいなのか、ちゃんと3Dに見えてくれず、なんかブレて見えるなぁーと思っていると、周りの人たちが手を伸ばしりしていて、「きみらにはそんなに近くに見えてるのかっ」と悲しいやらなんやらで残念だった。



嵐に合わせて風が吹いたりするのだが、その後に席のディスプレイで、どのような家にすれば嵐に強くなるかを、それぞれの構造(屋根の形やドアの開き方、ガレージの形など)について選択していく。会場の人たちの多数決でどのような家になるかが決まり、その家で再度どれだけ嵐に強いかをシミュレートすることになる。中々教育的な内容だが、やはりスポンサーは住宅不動産会社。

次はUniverse of Energyというアトラクションで、乗り物に乗って恐竜の世界を旅するというもの。激しい動きはないがけっこう大きい空間でなかなか楽しめた。ちなみに今回の旅行全般に言えることだが、内部では撮影禁止になっているところもあり、写真もその都合で外観だけだったりなかったりするのでご了承を。



次はMission: SPACEという、宇宙訓練の体験をできるところ。



宇宙関連の展示を見ながら順番待ち。



というかここを体験するなら同じくフロリダにあるケネディ宇宙センターに行かなくてもいっかと思ってしまう。まあ向こうはNASAの本物なので次元が違うだろうが。



ただこのアトラクション、狭い4人乗りの空間に閉じ込められ、実際はほとんど動いてないのにモニター上に合わせて激しく揺れ、G(重力)も発生するというもので、乗った後にかなり気持ち悪くなった。やっぱりジェットコースターのような実際に動いている乗り物の方が楽しい。


お次はTest Trackという、自動車工場の走行テストを体験できるというもの。
自動車型のコースターに乗り込んで急ブレーキや滑走などを楽しむ。



まあ刺激的にはたいしたことはないが、悲しきかなEpcotではこれでも一番スリルのあるアトラクション。



アトラクションを出たところでは未来の車の展示や、実際の車も展示されていて、アメ車のメーカーが商品説明や展示説明をして商売している。ってこんなところで車売るなよ。




外に出るとアイスクリームが。激高。
単なるチョコレートバーが円3つのミッキー型になるだけで値段が3倍に跳ね上がるのか・・・。



そしてお土産ショップで休憩。
これだけのお菓子を詰めて5ドルくらい取られた。やはり激高だ。



で、ランチを食べたのだが、そこで広東語で話していたら、「香港の人ですか」と客席の片付けをしていた女性従業員から話しかけられた。いろいろ話を聞いたのだが、香港からディズニー職業体験インターンのような形で来たが、何をするかは全然知らされておらず、航空券等も自費で来たら、時給7ドルちょっとのファストフード従業員だったそうな。

ちなみにディズニーは無料で回れるという福利厚生はあるとのこと。ニューヨークから来たと言ったら、ニューヨークにも旅行に行ったと言っていた。前回ニュージャージーのシーサイドハイツで会ったシンガポールの留学生しかり、やはりニューヨークは旅行先としてよく候補にあがるんだなぁ。

昼を食べ終わってInnovationsというミニゲームがいっぱい遊べる建物に入ると、なんとセグウェイの展示で試乗ができたので早速試乗してみることに。



自転車乗りとかだと、体を傾けると重心のバランスを取るためにハンドルを反対側へ押す(手を残す感じ)が、セグウェイだとそれだと逆方向に曲がってしまうので、曲がりたいときは寄りかかる(というかそのまま倒れる)ような感じで体も腕も曲がる方向に倒すと曲がってくれる。慣れるとなかなか乗りやすい乗り物だと思った。ニューヨークの街中でもときどき乗っている人を見かけるが、なるほど実用でも使えそうだ。



お次はThe Seas with Nemo and Friendsというアトラクションへ。



アトラクション自体は本物の魚は出てこず、魚がいない水族館のような感じだなぁと(Nemoを観たことがない自分にとっては)落胆したが、アトラクション以外の部分では水族館になっていてたくさんの魚が。



本物のNemo(カクレクマノミ)も。



こんな魚も。



時間を気にして次の建物、The Landへ。



ここで一番人気のSoarin'にはいっぱい人が並んでいて、後で来ようと思ったら結局時間がなく乗れなかった。



そしてLiving with the Landというボートで水の上を進むアトラクションに。



実際の温室菜園とかを巡るもので、なんのスリルもないが、疲れた体を休めるにはかなりいいアトラクションだった。



というか新鮮な体になれる感じのアトラクションでなかなかお勧め。



そして各国の万博風スペースへ進むのだが、長くなってしまったので続きは次回。


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