そもそもなぜ自分は自転車でキャンプ場までいったのか。
キャンプが日帰りなら、別に自転車で行かなくても、家で早朝にローラー回しとけばトレーニングはできる。しかし、二泊三日となると、少なくとも中一日、自転車に乗れない日ができてしまう。そのため、自転車を二日目も乗れる環境を用意するために自転車で行かなくてはならなかったのだ。積極的な理由としては、普段走る機会のない場所を走れるというモチベーションもあった。
というわけで二日目の朝、キャンプのプログラムでは9時起床のところ、6時に起きて準備をして6時半ごろ出発。
朝早いので真っ暗。
街頭があるマンハッタンと違って山の中は真っ暗&周囲を木々に囲まれていて日が昇るのも遅いためか、暗闇も一層濃い。
今回はGPSもなく、昨日の(特に精神的な)疲れが残っているので、様子見で45分のアクティブリカバリーペース。朝から予定が詰まっている中で道に迷って帰って来れなくなると関係各位に迷惑をかけてしまうため、キャンプ場の近くの道を22分間適当に走って同じ道を戻ってくる。
というとつまらなそうだが、ちょうど川の横を走ることになり、なんかとても良い雰囲気に。
車も通らない夜明け時の山の中、川のせせらぎを聞きながら、白く静かな山道を走る。
朝焼けが見えてくる。
次第に夜が明けていき、飛行機雲が朝焼けで紅く染まる。
山奥での山中黎明ライドがこんなに気持ちいいとは思わなかった。
宿に戻ると、他の人間はまだ寝ているか寝起き。なんか得した気分である。
ちなみに自分が使っている携帯キャリアのT-Mobileはシグナルが届かなかったのだが、iPhoneのAT&Tは届くようで、友人のiPadを使い検索させてもらうと、すぐ近くに大きな湖があるらしい。
というわけで、三日目は足を伸ばして早朝湖一周ライドを敢行しようと心に誓うのだった。
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