カウントダウンとKinect

一昨日の晩、カウントダウンパーティーでニュージャージーの友人宅へ向かう。

ニュージャージーのハイウェイはかなり高架になっているので、ニューヨークとはこれまた違った雰囲気である。



ニューアーク空港を通り過ぎてさらに南へ。



ニュージャージー州のガーウッドにある友人宅へ到着。



既に友人達が集まっており、スナックをいただきながら談笑。



ここまで遠くにくると、バックヤード(裏庭)もかなり広い。ただマンハッタンに通うには不便そうである。



ボードゲームをしつつ、ディナーのベークドチキンシチューをいただく。



今回自分が用意していったのはこちら。



XBOX360のKinectである。



友人達と遊ぶにはやはり体感型ゲームは最適で、かなり盛り上がった。



ちなみにKinectを買う前は、WiiやPlayStation Moveと似たようなものだと思っていたが、実際にやってみると全くの別物。コントローラーが不要で、体全体をモーションキャプチャーするので、例えばゲーム中に鼻をかいていても、ゲーム内の観客に手を振ってもそれが全て画面内の分身に反映されるのである。



Kinectがすごいところは、単なるゲーム機に止まらないところだろう。

日経新聞の記事によれば、ゲーム機の付属品として100ドルを超える価格設定は異例らしいのだが、2つのカメラで奥行きを検出する三次元センサーは、通常の研究機関や病院で導入するには「どう安く作っても数十万円から数百万円はしてしまう」(ある研究者)ということで、学問や医療、リハビリ、研究分野での利用も想定されているらしい。



実際に、USBコネクターを使ってパソコンに接続し、パソコンでのアプリケーション開発用のSDKもマイクロソフトから用意される。



ということは、Tacxではないが、ローラー練習中の自分をKinectでスキャンして、脚の動きだけでなく上体の動きや手の位置などのポジション出しにも使える可能性まで秘めているということである。(ちなみに下の動画はローラー台をしながら声でビデオを再生したり操作できるというもの)



実際に、手や足や上体の位置を注意してくれるフィットネスのソフトが出ていることから、既に「やろうと思えば実現できる」素地は整っていると言える。



ということで、久しぶりに技術の進歩に驚かされた一件であった。




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