ペダリング考察:ペダリングのメインフォースをもう一度

一昨日に引き続きのペダリング考察になってしまって恐縮だが、Whitefaceのレースを終えてから大腿四頭筋強化に力を入れている。

思えば去年はペダリングスタイルで右往左往した年であった。

スプリングシリーズの3月、レースに出ていた頃はアタックやスプリントが必要なため緩急がつけられるように瞬発力を磨き、



相次ぐクラッシュで右手の骨がずれてしまってからはヒルクライム、タイムトライアル中心にシフトしたので一定強度を長時間維持できるような高回転ペダリングに注力するようになった。

去年の4月末のHigh Pointヒルクライムで、高回転だけど出力が低かった経験を経て、高回転ながらも押し足中心ペダリングをするようになり、

夏のWhitefaceやGreylockではその過程で押し足中心ペダリングと相性のいい楕円チェーンリングにも手を出し



そして秋以降は以前の考察でご紹介した通り重力をペダリングのメインフォースとして使うように変遷していった。

重力中心のペダリングとはいわゆるシフトウェイト(体重移動)であり、いわば脚よりも体幹で重心を移動させることでペダリングをしていた

その結果、グランフォンドガンクスではKing Of Mountainを獲ったりしたのでそれなりに効果はあったのだと思っている。

それもあって去年のシーズンオフから先日のWhitefaceまでペダリングスタイルを変えていなかったのだが、一方で重心移動に偏りすぎていた感があり、脚でペダルを踏むという筋力を磨くのを怠っていた部分もあり、逆にバランスが悪くなっていた大腿四頭筋を強化しようと冒頭の文章に続くわけである。

やはり一昨日の考察のようにペダリングは全身運動。

一部に偏った動き方ではなく、全体的にバランスの取れた体が必要になるのだと思う。


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