■マンチェスターへ
自動車にロードバイクを詰めて出発。
I-87(州間高速道路87号線)を北上。
サービスエリアで休憩。
付近の農家直売のスイートコーンが一本50セントで売っている。(ちなみにどうでもいい情報だがトウモロコシの粒は必ず偶数になる)
ニューヨーク州かつ高速道路沿いということもあってガソリンが高く、一番安いレギュラーでも1ガロンあたり3.84ドル(≒98円/リットル)。
ニューヨーク州を抜けてバーモント州へ。
バーモント州はニューヨーク州よりも少しガソリンが安く、3.71ドル/ガロン(≒95円/リットル)。
が、一番安いのはニュージャージー州で帰宅時に寄ったシェルでは3.53ドル/ガロン(≒90円/リットル)。ちなみにニューヨーク近辺ではコネチカット州が一番高いらしいので、ニュージャージーから外へ出るときは出発前と後に満タンにしておくのが賢いようである。
バーモント州に入ってしばらくして、
ベニントンという街でランチをとることに。
ヨーロッパの街並みが残るベニントン。
ネットで調べた人気店を覗いてみるものの、ランチはやっておらず夕方から開店。
ということで近くにあったピザ屋へ。
マッシュルームピザとバッファローウイングを食べる。
その後ベニントンをU.S. Route 7(国道7号線)沿いに北上して目的地であるマンチェスターに到着。
■マンチェスターの個人ロッジ
宿へチェックイン。
この宿はベルギーのスタヴロで泊まった宿のように、自宅を開放しているような感じの個人ロッジのようになっていて、老夫婦ふたりが以前子供が住んでいた2階をロッジ用に改装して貸し出している。
値段は高めだが、その分部屋も豪華でサービスもしっかりしている。
「孫娘は中国から来たのよ」(※おそらく養子をとられたのだと思う)ということで泊まった部屋は中国風になっている。どうやら自分も中国人だと思われているようだ。
リモコンでコントロール可能な暖炉に、
1000ドル以上はくだらない※と思われる回転&リクライニング可能な椅子。(※以前SOHOでウインドウショッピングをしたときに同様の少し安っぽい椅子が1000ドルであった)
バスルームは1部屋並みの大きさで、
ジャグジー完備。実はこのジャグジーが疲れた体と脚を癒すのに使えるなぁと期待していた。
明日のレース予定を伝えて、朝食のリクエスト。6時にクリームチーズのベーグルを用意してもらうことに。こうして融通が利いたり朝食の内容を指定できるのも個人経営ならではであろう。
■レースチェックイン
宿で一息ついたらレース会場の前日受付へ。
宿からは車で15分ほどの距離でレース会場に到着。
ナンバーを受け取りTシャツをもらう。
レースコースは普段は自動車のみで歩行者、自転車は禁止となっており、レースのときのみ自転車で走ることができる。プライベートロードのため、通常は15ドルの通行料を払って自動車は通行可能だが、その分路面は綺麗なので文句は言わない。
明日はこの道の封印が解かれるのかと思うと心が躍る。
■ディナー
夜はマンチェスターのタイ料理レストランへ。
こんなバーモントの山の麓、しかも受付が白人ということでたいしたタイ料理ではないと踏んでいたのだが出てきた料理を口に入れてみてビックリした。
トムヤンクンはレモングラスが効いていて、こんなにサワーが効いたトムヤンクンは初めて飲んだ。
さらにマサマンカレーもココナッツとピーナッツがしっかりと味を引き立たせている。
ふと壁を見るとタイの国王の写真が飾ってあったりするので、受付は白人でもオーナーやシェフは本場のタイ人なのかもしれない。
まさかこんなところでアメリカ最高(現時点かつ自分の好み視点)のタイ料理に出会えるとは思ってみなかった。
来年も必ずここへ戻ってこよう…、レースと全く関係ないところでそう思いながらレース前日の夜は更けていったのであった。
>トウモロコシの粒は必ず偶数になる
返信削除そうなんですか…?
そうなんですか…!?
私も最近知りました。雌花が2つ1組になっているため必ず偶数になるそうです。詳細は↓のリンクをご参照ください。
返信削除http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2503E_W3A720C1000000/